考える学生
トモヤ
ぶっちゃけ指定校推薦で大学に入ると後悔することが増えます。
『推薦じゃなくて普通に大学受験すれば良かった…』という声は大学生時代によく耳にしていましたので。
そこで今回は指定校推薦を利用した学生の後悔について振り返りました。
僕は一般入試で大学進学しましたがすべて実際に聞いた話のみとなっています。
指定校推薦を利用するすべての方の参考になるはずです。
解決法についてもお話ししたので是非どうぞ。
- 指定校推薦でよくある後悔とその解決法【5つだけ】
タッチ⇒移動する目次
【指定校推薦の後悔でよくある5つ】解決法もアリ
結論からいうと指定校推薦でよくある後悔は以下の通りです。
- 勉強についていけない
- 大学を本気で選ばなかった
- 入学後の理想と現実が違った
- 高校に大学の成績が送られるのが嫌
- 同級生に嫌われる
それでは解決法とともに順にお話ししていきます<(_ _)>
<1>勉強についていけない
挫折する学生
『勉強についていけない』というのは僕の経験上ですが指定校推薦で大学に来た学生の一番よくある後悔です。
ぶっちゃけ大学生活を通じてよく見た光景でもあります。
【指定校推薦のデメリットとメリット】理系大卒の僕の話【実話のみ】
このパターンの解決法はシンプルですが勉強あるのみです。
勉強する内容については現在大学生か高校生かで以下の2パターンがあります。
- 大学生…大学の授業の予習&復習
- 高校生…進学予定の大学の過去問をやる
まず大学生の場合は苦手な授業の予習復習を徹底すること。
ついていけない状態は放っておいても解決しませんからね。
わからないことは周りの友達や知人に正直に聞くことも大切です。
聞くのは抵抗があるかもですが大学の授業は日を追うごとに難しくなります。
自分のためにも恥は捨てるべきです。
それに大学の授業は待ってはくれませんので。
一方で指定校推薦で進学予定の高校生は大学の過去問を目標に勉強しましょう。
ご存じだと思いますが過去問というのは赤本のことです。
大学の過去問は大学のレベルそのもの。
過去問が解けるようになれば授業で苦労することはまずなくなります。
少なくとも科目ごとに6~7割は理解できるようにしたいですね。
いずれの場合も勉強の悩みは勉強で解決するしかないということです。
<2>大学を本気で選ばなかった
後悔する学生
入学する大学を本気で調べなかったことも指定校推薦でありがちなことです。
まぁ指定校推薦は枠のある大学の中からしか選べないので選ぶにしても自由度は低いですが。
しかし、大学選びに後悔したときはそのまま続けるか大学を変えるかの2つに1つしかありません。
まず続ける場合ですが卒業目指して頑張りましょうという話です。
とはいえ、大学は学期や学年が変わるとガラッと授業内容や生活スタイルが変わったりします。
後悔しながらも続ければ状況が良くなる可能性もあります。
そもそも大学を本気で選んでいたら後悔していない保証はどこにもありませんからね。
大学を変える場合については文字通り大学そのものを変えるのも良いでしょう。
しかし、大学自体を変えてしまうと持っている単位がゼロになる可能性も。
そのため、個人的には転学をおすすめします。
僕は大学2年のときに転学経験ありですが学部や学科を変えるだけでも世界が変わります。
勇気のいる選択かもですが心機一転するなら転学は悪くはありません。
僕は無事に4年で卒業できましたよ。
とはいえ、もしかしたら転学すると出身高校に連絡が行くかもです。
しかし、そこは正直に謝罪すればOK。
自分の人生ですからね。
高校の先生方もきっと理解してくれると思います。
また補足しますが大学を辞めることはおすすめしません。
指定校推薦といえども高校での評定が評価されて進学したわけなのでもったいないです。
どうしても嫌なら止めませんがまずは転学の道などを探るのが優先事項かと。
<3>入学後の理想と現実が違った
悲しそうな学生
入学後の大学生活に落胆することは指定校推薦とか関係ないですがよくある話です。
大学生にありがちな悩みともいえますね。よくある理由は以下のような感じです。
- 勉強内容が面白くない
- 思っていたより遊べない
- 周りの友達と合わない
実際に僕も大学生のときに『面白くないな…』と思ったことはあります。
とはいえ、解決法としては頭の中を整理⇒行動することが一番です。
具体的には以下のような流れです。
- 理想と現実を比べる
- 解決する手段を考える
- 行動する
まずは理想と現実をハッキリさせます。
スマホでメモするとかで良いので文字にするとわかりやすいです。
参考までに僕が悩んでいたことは以下の通りです。
- 理想…手に職を付けたいので専門的な知識を勉強したい
- 現実…分野が広すぎて勉強しても手に職が付きにくそう
次は理想と現実のギャップをなくすための方法を思いつく限り考えます。
僕が大学生のときに考えていたのは以下のような感じです。うろ覚えですが。
- 研究が始まる4年生まで我慢する
- 自分の中でテーマを決めて勉強する
- 環境を変えて心機一転する
結論からいうと僕は3を選択しました。
何度もお伝えしている通り転学のことです。
とはいえ、悩みの内容は人それぞれなので参考にはならないかもですが…。
現状を変えたいなら行動するしか方法はないと思いますよ。
もちろん理想と現実のギャップに耐えられるのであればそのままでもOKです。
しかし、問題を抱えたときに解決した経験は大学を卒業してからも役立ったりします。
なので将来を見据える意味でも行動してみるのは悪いことではないと思いますよ。
<4>高校に大学の成績が送られるのが嫌
困る学生
指定校推薦で大学に入ると大学の成績が所属していた高校に勝手に送られます。
まぁ高校を卒業した後に関わりを持たなければ問題ない気はしますが…。
とはいえ、自分の成績が勝手に送られるのは誰だって良い気はしません。
しかし、気にしないことに尽きます。
そもそも高校側はそんなに成績は見ていません。
ちゃんと大学に行っているか確認する程度でしょう。
なので成績が見られたからといってどうなることもないです。
もし高校から連絡が来ても無視でOKだと思いますよ。
指定校で進学したといえども大学に入学した時点で高校との関係はあってないようなものですからね。
<5>同級生に嫌われる
嫌われる学生
指定校推薦を使うと一般入試組から嫌われるみたいな話です。
『そんなことあるの?』と思われるかもですが中には指定校推薦=ラクしてズルいと思う方もいるんですよ…。
しかし、そもそも指定校推薦は高校の成績が評価されるわけです。
指定校推薦組がラクをしているというのはズレているんですよね…。
まぁこういった状況に直面したら先ほどと同じですが気にしないことです。
もちろん推薦であることを悪くいわれたら誰でも腹は立ちます。
しかし、一般入試組は毎日ストレスを抱えているわけなので『ご苦労様です』くらいに思っておきましょう。
とはいえ、目の敵にされないためにも一般入試が終わるまでは目立たないようにした方が良いです。
間違っても一般入試組を刺激するのはNGですよ。
ちなみに大学に入学してからも推薦で入った生徒を悪くいう方もいます。
そういった場合も気にしないことが一番です。
経験上ですが大学にどうやって入ったかの話をするのは入学して間もない頃だけです。
ある一定の時期が過ぎれば不思議と何もいわれなくなりますよ。
指定校推薦を後悔のまとめ
いかがだったでしょう。
冒頭でお伝えした通り指定校推薦を利用すると後悔が増えます。
しかし、学力以外の面を評価してくれるので利用することにはメリットもあります。
なので僕は指定校推薦には賛成派です。
とはいえ、利用するときはデメリットもよく理解しておくことが必要です。
充実した大学生ライフを送るためにも自分が今やるべきことにコミットしていきましょう(`・ω・´)ゞ
最後までご覧頂きありがとうございました。
関連ページ
【指定校推薦のデメリットとメリット】理系大卒の僕の話【実話のみ】
【指定校推薦で就職は不利にならない】大卒の僕が断言【影響はゼロ】
【大学に行く意味がわからない…】わからなくなったときに聞いて欲しい
大学生がやるべきこと|社会人の僕が話す大学でやっておきたいこと