心配する学生
トモヤ
残念な話ですが、指定校推薦で大学進学すると嫌われることがあるのは事実です。
僕が大学生のときも、一般入試組が指定校推薦で入学してきた生徒を悪くいうところは見たことがあります。
とはいえ、いずれにせよ解決可能です。
そこで今回は、大卒で現在エンジニアとして働いている僕が指定校推薦で嫌われる理由と解決策についてお伝えしていきます<(_ _)>
ちなみに僕は指定校推薦ではなく一般入試で大学に進学しました。
ですが、出身高校は大学進学=指定校推薦がほとんどの工業高校なので、推薦についてはまったく悪い印象は持っていません。
むしろ推薦は見慣れていますので、より客観的かつ公平な意見がお伝えできるはずです。
- 指定校推薦が嫌われる3つの理由
- 嫌われたときの解決策は3つだけ
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指定校推薦が嫌われる理由は3つだけ
結論からいうと、指定校推薦で大学に行くと嫌われる理由は3つだけです。
- 受験勉強を経験していないことへの妬み
- 学力面で他の生徒の力にならない
- 『努力しないのは罪』という風潮
細かく分類するともっと色々あるかもですが、ざっくりまとめると上記のいずれかに当てはまるはずです。
それでは、ここからは上記の理由について順にお伝えしていきます<(_ _)>
<1>受験勉強を経験していないことへの妬み
まず一番よくある理由は、受験勉強を経験した一般入試組の妬みです。
指定校推薦は学力試験を免除される試験なので、ぶっちゃけこの手の話はよくあります。
【指定校推薦のデメリットとメリット】理系大卒の僕の話【実話のみ】
そもそも指定校推薦はほとんどの場合で面接のみです。
学力試験や小論文があっても形だけであることも珍しくないので、一般入試組とすれば気持ちの良いものではありません。
とはいえ、指定校推薦といえども、推薦での大学進学はその生徒の学校での成績が評価された結果なわけです。
受験勉強をしていないからといって悪くいうのは違うと思いますが。
ですが、僕も経験していますが受験勉強はとてもストレスが溜まるもの。
本番で1点でも多く取るために必死になって勉強するわけです。
なので一般入試でやっとの思いで大学を決めた生徒が推薦で入った生徒を良く思わない気持ちも理解できます。
推薦で入学した生徒が良く思われないのもある意味では仕方がないことともいえます。
<2>学力面で他の生徒の力にならない
しかも指定校推薦で大学に入った生徒は、学力面で周りから好意的に見られないこともあります。
理由は簡単で、指定校推薦で入学した生徒は学力が足らない傾向にあるためです。
大学に入学すると、仲の良い生徒同士でレポートを作ったり、テスト勉強をしますが、指定校推薦で入学した生徒は学力面では戦力として見られにくいという現実があります。
そのため、レポートの作成やテスト勉強などのときは、指定校推薦で入学した生徒はどうしても肩身が狭くなりがちです。
実際に僕もこういった状況は目にしたことがあります。
ちなみに学業において、大学内で一目置かれる生徒はざっと以下のような特徴があります。
- レポートを自力で作れる
- 授業を理解して周りに教えられる
- 過去問などからテストの予想もできる
しかし、指定校推薦で入学した生徒が上記に当てはまるかというと、難しい一面があります。
ちなみにくわしいことは以下でお伝えしたのでここでは省略しますが、指定校推薦組の方には他にも色んな葛藤があります。
【指定校推薦を後悔させない!】大卒の僕が話すよくある後悔と解決法
良いことばかりではありません。
ですが、残念なことに一般入試組のなかには、指定校推薦のことを色んな意味で良く思わない方がいるのも事実ということです。
<3>『努力しないのは罪』という風潮
そしてこれは世の中全体にいえることかもですが、『努力しないことはいけないこと』みたいな風潮は受験や大学生活においてもあります。
もちろん僕の個人的な思い込みの面もあるかもですが、少なくとも僕は大学生活以外の社会においてもこういった風潮は割と経験してきました。
努力=正義みたいな謎意識です。
つまりは指定校推薦=努力していない=悪という空気は間違いなく存在するということです。
とはいえ、指定校推薦を使った方とすれば、利用できる制度を利用したにすぎないはず。
ですが、世の中には指定校推薦=ラクに大学進学できるずるい制度と思う方もいるわけです。
【指定校推薦=ずるいの真実】大卒の自分が目にしてきた現実【異論は認めます】
もちろん指定校推薦で大学に行くことが努力ゼロなはずがありません。
しかし、指定校推薦が一般入試で進学するより簡単なのは事実ですので、こういった誤解もある意味仕方がないのでしょう。
指定校推薦で嫌われることがあったときの3つの解決法
悩む学生
トモヤ
指定校推薦を使うと嫌われる可能性があるのは事実ですが、だからといって我慢することだけが解決策ではありません。
結論からいうと、解決策は以下の3つがあります。
- 勉強あるのみ
- 気にしない
- 他に意識を向ける
人によってはあまり効果的だと思えないかもですが、ぶっちゃけ経験的にいうと、上記以外に効果的な解決策はありません。
なので我慢するだけが嫌な方は参考にして下さい。
ちなみに念のためお伝えしますが、上記の解決策は決してすべてを実行する必要はありません。
自分に合っている解決策にのみ目を通して下さればOKです。
それでは順にお伝えしていきます。
〔1〕勉強あるのみ
当然の話ですが、指定校推薦だと学力が十分でないまま大学に行くことになります。
なので勉強して学力をつけましょう。簡単な話です。
それに推薦であることをバカにしてくる生徒は結局推薦で入った生徒を自分より下に見ているわけです。
なので解決策は勉強して学力をつけるしか他ありません。
僕の経験でも学力が十分であれば推薦だろうがそうでなかろうが長期的に嫌な思いをすることはなさそうに見えました。
といっても別に受験勉強並みに勉強する必要はないです。
理系であれば数学、文系であれば英語あたりを大学合格レベルを目標に勉強すれば良いでしょう。
仮に勉強してすぐに結果が出なかったとしても頑張っている姿を見ている生徒もいます。
大切なことは推薦で入学したことを卑下しないことです。
周りから嫌われないためにもコツコツ勉強していきましょう。
頑張っていると認めてくれる方も少なからずいます。
〔2〕気にしない【大学は社会の縮図】
といっても、ときには気にしないことも必要です。
さきほど嫌われないためにも勉強しましょうとお伝えしましたが、ぶっちゃけ推薦で入ったことを例外なく悪くいう方もいます。
理不尽と思うかもですが大学は社会の縮図です。
世の中には難クセをつけて妬んできたりイジワルをしたりする方もいます。
なのでそういう方とは関わらなくてOK。
幸いにも大学は小学校~高校みたいにクラスのようなものがありません。
交友関係は好きに選べます。
どうしても合わない生徒とは無理に接することはないです。
大学生活は前向きにいきましょう。
あんまり周りの目を理由に消耗するのは時間の無駄ですから。
しかし、間違っても指定校推薦で大学に入った者同士だけで固まるのはNG。
推薦同士で固まってしまうといざとなったときに勉強面で大変になります。
僕が通っていた大学でもやたらと推薦で大学に来た者同士で固まっていた方がいましたが、勉強ではとても大変そうでしたので。
なので自分の将来のためにも必ず一人は勉強ができる生徒と仲良くなった方が良いです。
特に理系大学は単位を落とす生徒がたくさんいますので要注意です。
〔3〕他に意識を向ける
とはいえ、『気にするな』といわれても気にしてしまう方もいるはず。
その場合は他のことに意識を向けることをおすすめします。
やることはサークルや遊びや恋愛、バイトなどなんでもOKです。
大学生がやるべきこと|社会人の僕が話す大学でやっておきたいこと
僕の経験でも、夢中になれることを見つけられれば自然と周りの声は気にならなくなります。
ちなみに僕がいた大学は学生だと映画がタダで観れました。
なので映画はよく観ていました。まぁ完全にヒマ潰しでしたが。笑
とはいえ、僕は現在でも悩んだり考え事が頭から離れないときは他に夢中になれることに意識を向けるようにしています。
繰り返す通り、経験的にもとてもおすすめです。
指定校推薦は嫌われるのまとめ
- 受験勉強を経験していないことへの妬み
- 学力がないから大学入学後に役に立たない
- 『努力しないのは罪』という風潮
- 勉強あるのみ
- 気にしない
- 他に意識を向ける
指定校推薦であることを理由に嫌われたとしても、解決策はとてもシンプルです。
とはいえ、嫌われないことばかり考えていても時間がもったいないともいえます。
せっかくの大学生活です。
充実した大学生活を送るためにも、何をすべきで何をすべきでないか優先順位をつけることが大切だと個人的には思います。
何度もいいますがあまり気にしないことも大切です。
大学生活は人生で貴重な経験になるかもなので、どうぞ有意義に過ごしましょう。
それでは充実した大学生ライフをお過ごし下さいませ(`・ω・´)ゞ
最後までご覧頂きありがとうございました。
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