パンぞう
トモヤ
僕は大学を卒業してからエンジニアとして働いています。
大学は地元の中堅私大に通っていましたが、社会人になった今振り返っても大学に行く意味はなかったと思っています。
今回はその点について大学を卒業した僕の立場から振り返っていきます。
- 大学に行く意味がなかった理由
- 卒業して役立ったこと
- 『大卒』に価値が出るケースについて
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大学に行く意味がわからないと思った理由【デメリット】
- 大学の授業は無意味だった
- 大学の教員が話す情報は古かった
大学に行く意味がなかったことに気付いたのは不幸にも就職してからでした。理由は2つです。
<1>大学の授業は無意味だった
大学で学んだことは僕のエンジニア人生では一切役立たなかったです。
僕は大学卒業後、新卒で機械設計エンジニアとして働いたので、大学生の頃は4力学や機械設計法などをみっちり学びました。
【現役エンジニアが解説】機械設計の仕事内容や出世に必要なこととは
大学時代はエンジニアとして立派に働くために日々真剣に授業と向き合っていましたが、今思うと時間の無駄でした…。
というのも、エンジニアの仕事内容はどの企業も守秘義務としているからです。
例えば、トヨタ自動車の設計技術はトヨタの社員でしか知りえません。
結局トヨタで役立つ知識はトヨタに入ってからやっとわかるわけです。
つまり、大学で学べる知識は浅かったということになります。
ここでは例としてトヨタ自動車を出しましたが、これはどの企業にも当てはまるはず。
自社のノウハウが他社に知られるようになれば真似されてしまうかもしれないですからね。
もちろんすべての大学の授業が無意味とはいい切れませんが、少なくとも僕がいた大学の授業は実践的とはいえませんでした。
勉強に必死だったあの日々を別のことに使っておけば良かったと後悔したことも…。
<2>大学の教員が教える情報は古い
これも大学を卒業してエンジニアになってからわかったことですが、僕が通っていた大学の教員が話すことはどれも古い情報でした。
そのため、仕事では一切役立ちませんでした。
大学の教員の中には有名企業で働いた経歴を持つ方もいますが、だからといって何もかも信用はできません。
世の中の情報の移り変わりは激しいからです。
特にエンジニア業界では1年前の常識がまったく通用しなくなることも多いです。
専門的な話をすると公差の入れ方とかですね。
もしかしたら今日当たり前だったことが明日には当たり前じゃなくなることもあり得ます。
例えるなら、世の中ではスマートフォンが普及しているのに大学ではいまだにガラケーの使い方を勉強している、といったところです。
タチが悪いのはそういった古い情報をさも世の中の常識かのように話す大学教授自身が、自分の知識が古いかどうかさえわかっていなかったことです。
大学に行く意味はわからないけど役に立つことはある【メリット】
僕はエンジニアとしてのスキルを上げる意味では大学に行く価値はないと思っていますが、それでも大学生活が役立ったこともあります。
- 行動力
- 人脈
結論をいうと上の2つです。くわしくお話ししていきます。
<1>行動力が身に付いた
大学で身に付けた『自分で考えて自分で動く行動力』は社会人になってからとても役に立ちました。
というのも、エンジニアに限らず社会人として働き始めると、学校の先生もいなければ丁寧に指導してくれる方もいません。
自分で考えて行動していかなければなりません。
高校までは決まった時間に決まった場所に行き、決まった授業を受けることが普通です。
それに比べると大学では受ける授業はもちろん、大学に行くかどうかさえ自分で決めることになります。
いわば自由の身です。
もちろん大学生活をあまりに好き勝手過ごすと留年する可能性はありますが、担任の先生などもいないので怒られる心配はありません。
すべてが自己責任なんですね。
この大学生活で学んだ『自分の頭で考えて行動する力』は、社会人になってからとても役立ちました。
大学生がやるべきこと|社会人の僕が話す大学でやっておきたいこと
自由と責任は、必ずセットになっている。
僕が好きな『ゼロ』という本に書かれている言葉です。
僕が社会人になって様々な困難を乗り越えてこれたのは、大学のときに経験した『自由の中で行動する癖』が付いたからだと思っています。
大学生活を通じて自由であることの楽しさや息苦しさを実感できたことで、僕は一人の社会人として責任のある行動がとれるようになりました。
<2>人脈が広がった
現在僕は会社員生活を経てフリーランスとして働いていますが、大学生活で知り合った方々と一緒に仕事をしたこともあります。
僕がブログを始めたのも、大学で知り合った方の影響があったからです。
大学で様々な年代の方々と交流することはとても大切です。
社会人になった今だからこそ価値があるといい切れます。
これは自分と同じ年代の『横』のつながりだけでなく、少し年の離れた『縦』のつながりを増やせる大学ならではのメリットです。
しかし、待っているだけでは交友関係は増やせません。
様々な活動に顔を出して『行動』していくことが何より大切です。
【大学での友達の作り方】人見知りの僕が教えるガチで効果的だった方法
僕は大学4年間で海外旅行やアルバイト、校外でのサークル活動などを経験しました。
今はそのすべてが糧になっている気がします。
大学に行く意味がわからない方は今一度考えてみましょう
パンぞう
ナマケモノ君
トモヤ
初めにいっておきますが、ここで話すことはすべての方には当てはまりません。
とはいえ、『大卒』が強みになるケースがあるのは事実です。
- 大卒でしかなれない仕事の存在
- 大卒を優遇する企業の存在
僕の社会人経験からわかったことをお話しします。
①大卒でしかなれない仕事がある事実
医者や弁護士や公務員地方上級などは大学を卒業して初めてなれる仕事です。
働くために『大卒』の肩書きが必要になる仕事は、『大卒』が仕事をするうえでのパスポート代わりになるんです。
僕は高校卒業=就職が普通の工業高校出身です。
なので大卒と高卒との違いはよくわかります。
【高卒で就職するメリット&デメリット】社会人の僕が現実を伝えたい
『自分が働きたい会社は大卒が条件だから高卒の自分は諦めないといけない…』
これは非常にもったいないですよね。
ナマケモノ君
人生は何が起こるかわかりません。
現に僕もエンジニアになるとは思っていませんでしたから。
人生はどんな心境の変化があるかわかりません。
そのため、『とりあえず大学を卒業しておく』ということは悪い選択ではないです。
後ろ向きの理由ですが、個人的にはむしろアリだと思っています。
もちろん僕は大卒と高卒に能力的な違いはさしてないと思っています。
とはいえ、世の中が大学に対する認識を改めない以上は求人への応募条件に『大卒以上』が消えることはないでしょう。
②大卒を必要以上に優遇する企業の存在
以前僕が働いていた会社は少し古いところがあり、大卒による派閥がありました。
仕事終わりの『〇〇大学限定の飲み会』なども日常茶飯事でした。
他にも仕事ができるできないに関わらず『上司と同じ大学だから…』という理由だけで出世が早くなることも珍しくありませんでした。
つまりは大卒の肩書は組織でのし上がるために強みになることもあるんです。
【高卒で就職するメリット&デメリット】社会人の僕が現実を伝えたい
そんな社風だったからなのか、僕の会社では基本的に『大卒以上』しか採用しない方針をとっていました。
もちろん会社の評判が落ちるのでそんなことは求人には書いていません。
大学では仕事の役に立つ勉強はできなくとも『大学は行く意味がない!』とまではいい切れない事実がここにあります。
『大学に行く意味がわからない…』わからなくなった方へのまとめ
いかがだったでしょう。
これは僕の意見ですが、大学に行く意味というのは案外大学を卒業してからわかることも多いのではと思っています。
実際に僕は社会人になって大学の勉強が無意味だったことに落胆しましたが、大学を通じて得た自ら考えて行動する力と交友関係のおかげで今は充実した日々を送れています。
もし大学に行くことに対して意味を見出せなくて悩んでいるなら、細かいことは気にせずにやりたいことに全力で打ち込んでみるのもいいかもしれませんよ?
この場を通じてになりますが、僕はあなたのこれからを応援しています。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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