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トモヤ
勉強にはつまずきやすいポイントというものが存在します。
公文の国語でいうなら、それはC教材であることに間違いありません。
そこで今回は、公文と進学塾で講師をしていた僕が以下の内容をお伝えしていきます。
- 【2つある】公文の国語のC教材が鬼門であるワケ
- C教材を勉強するうえでの心構え
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公文の国語C教材が鬼門である2つの理由
結論からいうと、公文の国語のC教材が鬼門である理由は以下の2つです。
- 5W1Hを使った本格的な文章問題がスタートするから
- 実際にC教材でつまずく生徒は驚くほど多い
上記について順にお伝えしていきます。
<1>5W1Hを使った本格的な文章問題がスタートするから
公文の国語のC教材が鬼門である理由の一つに、文章問題のレベルが上がることが挙げられます。
というのも、C教材からは本格的に5W1Hが使われた文章問題が登場するためです。
【5W1Hとは…】
Who(誰が)、When(いつ)、Where(どこで)、What(何を)、Why(なぜ)、How(どのように)の要素を使った文章のこと。
5W1Hは上記の各要素の頭文字を取った総称である。
B教材までは主語と述語と修飾語の基本がメインでしたが、C教材になると文章がより複雑化するわけです。
文章をより正確に読み解かないと解けないようになっています。
少なくともB教材までのように機械的に解ける問題は一気に少なくなります。
なのでC教材につまずくのは普通です。
<2>実際にC教材でつまづく生徒は驚くほど多い
それに公文では国語のC教材でつまずくお子さんはとても多いです。
僕も公文で講師をしていたときに、『この子もC教材に苦戦してるな…』と思うことは少なくありませんでした。
例え今まで国語が順調だった生徒も、C教材になった途端にペースを落とすパターンも珍しくありません。
C教材をクリアするのに時間がかかるお子さんは多かったです。
なかには宿題の枚数を減らして理解度を上げる工夫をしたり、何度も同じプリントを用意することもありました。
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もちろんなかにはまったくつまずかないお子さんもいましたが、どちらかというとレアケースです。
なのでC教材で苦戦するのはお子さんが悪いわけではありません。
公文の国語C教材を勉強するうえでの心構え
焦らなくてOK
C教材に限らずですが、お子さんが苦戦している様子を見たら何かやってあげたくなる気持ちはわかります。
ですが、まずは焦らないことが大切です。
僕の経験でも、焦らずコツコツと勉強したお子さんの方が結果として伸びるケースが多かったです。
特にC教材で勉強し始める5W1Hの文章は、国語の読解問題の基本になります。
少なくともB教材までに使っていた勉強時間の倍かかることは覚悟して、お子さんの成長を遠くから見守ることが大切だと思います。
宿題の枚数を変えるなどの対策は全然かまいませんが、まずは焦らないでいくことが何より大切です。
公文の国語C教材まとめ
- 5W1Hを使った本格的な文章問題がスタートするから
- 実際にC教材でつまずく生徒は驚くほど多い
公文の国語のC教材は鬼門ですが、この単元をどれだけ理解できるかで、お子さんの今後の国語の伸びが大きく変わってくる可能性があります。
どちらにせよ、あまり焦りすぎは禁物です。
じっくりコツコツと進めていくことが大切だと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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