【悪評アリ】「出口汪の評判って、実際どう?」進学塾の元講師の自分がすべてを暴露する

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とある人

出口汪さんの評判が知りたい…悪い評判はどうなんだろう…
進学塾で講師をしていた自分がお伝えさせていただきます!

【論理エンジンのまとめページ】伝えてきたすべて

トモヤ

論理エンジンの創設者:出口でぐちひろしさんの評判をまとめました。

悪評についても正直にまとめているので、よりリアルな評判が知りたい方は、一つの参考にしていただければと思います。

続きを見るとわかること
  1. 出口汪さんの良い評判/悪い評判
  2. 参考文献

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注:はじめに誤解のないようお伝えさせていただきますが、自分は悪意を持ってこのページをつくったわけでは断じてございません。

前提として自分は、良い評判しかない情報は疑ってかかるべき…と考えています。

そのため、自分はこのページを見て下さる方にとって、より価値ある情報を届けることを意図しているにすぎません。悪評を掲載しているのもこのためです。

繰り返す通り、悪意を持ってこのページをつくった意図は一切ありませんので、そのことはどうかご理解いただければ幸いに思います。

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出口汪の評判【良い評判2つ】

まずは出口でぐちひろしさんへの良い評判です。

[1]「わかりやすい!」

わかりやすい!」といった声は、出口さんの講義や解説を見聞きした人からよく聞かれます。

自分も進学塾などで講師をしていたときに生徒からそういった話を聞いたことがありますし、自分自身も少なからずそう思います。

出口さんのわかりやすさを一言で説明するのは難しいですが…その語り口が論理的であることはもちろん、時に”たとえ話”なども交えながら、少々小難しい話題なども、うまく話されることに特徴がある気がします。

特に聞き手や読者が退屈しそうなタイミングなどを見計って、臨機応変に話をされる印象も受けました。あくまで自分個人の印象ですが。

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ちなみに完全に余談ながら、出口さんが多用する”たとえ話”には、”コンピュータのOS”と”イチローのバッティング”の話題があります。参考までに…。

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[2]”カリスマ予備校講師”

“カリスマ予備校講師”などといった人気を表現する肩書が、出口さんには度々使われています。

これらの肩書は出口さんが管轄外であろう講演などでも使われることがあるため、良い評判の一つであると見て間違いなさそうです。つまり出口さんが自身で勝手に掲げている肩書とはいえない面もあるため、良い評判の一つに認定できるということです。

(カリスマの定義はよくわかりませんが…)

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出口汪の評判【悪い評判3つ】

続いては出口でぐちひろしさんに対して聞かれる悪い評判です。

<1>「わかった気にさせるだけ」

まずは「わかった気にさせるだけ」です。

なんとも辛辣な評判ですが…実はこれについては出口さん自身が著書などで次のように認めています。

私の書いた参考書を使って成績が上がる受験生もいれば、上がらない受験生もいる。

失敗した受験生は当然、不満を口にするのだが、そのなかでいちばん多いのは次のようなものである。

「あの先生の本はわかった気にさせるが、ちっとも力がつかない」

(『「論理エンジン」が学力を劇的に伸ばす』26ページ より)

しかし『論理エンジン』を導入しても成果が出ないケースもあります。

(『学習塾業界大研究』105ページ より)

そのため、この悪評は出口さん自身も認めている紛れもない事実です。

といっても、出口さんは、これらの悪評を認めたうえで、少なくとも論理エンジンは習熟さえすれば、誰でも効果が上がるようなことを話しています。

 

しかし、そうはいっても論理エンジンをはじめとした出口さんの教材や講義などに、誰にでも効果が上がる証拠はどこにもありません。

そのことからも、人によって「わかった気にさせるだけ」で終わってしまう可能性があることは事実なのだと思います。

 

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誤解のないよう補足しますが、これは出口さんをフォローするわけではないものの…これらの悪評は何も出口さんだけに限った話ではありません。

どんな講師や教材にでも少なからずいえることだと思います。

それに出口さんは20年以上も予備校講師などの教育の仕事をされているようなので、多少なりとも悪評はあって然るべきとも思います。

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<2>本出しすぎ【計170冊以上】

続いては自分個人の意見ですが、“本出しすぎ”なことです。

まず出口さんは2022年時点で少なくとも170冊以上の本を出版しています。

>>【参考】Amazonの出口汪さんの本一覧

出版された本は、自著や共著、監訳などの様々な形式のものがあり、予備校講師が出版した本の数としては、間違いなくトップクラスです。

とはいえ、なぜこのことが悪評になるのかというと…それは本を出しすぎることによって起こり得る以下のことが関係しています。

本の出しすぎで起こり得ること
  1. 一冊あたりの内容が薄くなりがち
  2. 他書と重複した内容が出てきがち

上記のことはあくまで自分が勝手に思っていることにはなりますが、出版数が多い作家の方の本の多くに見られる傾向な気がします。

実際に出口さんの本には、上記に当てはまっていることが少なくありません。

特に学年別に分けた本などは、正直にいって、「(これ別に分ける必要ないんじゃ…)」と思うことも少なくありませんでした。

実際にこのような悪評が自分以外から指摘されているのかは不明ですが、個人的には同じようなことを思っている方がいても、おかしくないんじゃないかと思っています。

もちろん出版する側とすれば、売れるから出しているのでしょうし、何より出口さんは出版社(水王舎)を設立しているので、本を出すのは当然といえば当然なことです。

二〇〇三年には教材開発・出版を目的とした水王舎を設立した。

(『学習塾業界大研究』102ページ より)

>>水王舎【公式サイト】

ただ近年出版する本は内容が似たり寄ったりなものが増えてきている気がするので、悪評の一つとして指摘させていただきました。

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<3>解説が粗雑?

最後は解説が粗雑に感じられることです。

このことは自分が進学塾で講師をしていたとき、生徒や講師から出口さんの講義や書籍の解説がやや粗く感じる…といったことを聞いたことがありました。

自分は繰り返す通り、出口さんの解説はわかりやすいと感じてはいますが、粗いと感じる部分も正直あります。

そのこと自体にここで直接提示できる証拠はありませんが…その一つは出口さんが解説を必要以上に省略しがちであることが、関係している気がします。

出口さんは著書のなかで、「私は考えて話したり、考えて書くことはしない」といったことを次のように仰っています。

私はインタビューなどで、よく次のような質問を受ける。

「先生はいつも、ものを考えているんですか?」

私が「考える力をつける本」というようなテーマで本を執筆しているからだろうが、答えに窮してしまう。

私は文章を書くとき、書きたいことを書きたいように書く。

講演などで話をするときも、ただ、聞き手の表情をみながら、話したいことを話したいように話すだけだ。

意識して考えたという記憶はあまりない。

(『「論理エンジン」が学力を劇的に伸ばす』24、25ページ より)

つまり出口さんは自身の頭のなかで、即興で筋道を立てて話す(または書く)といったことをされているようなので、そのことが必要以上に文脈を飛ばしていることにつながっている面があるのでは…ということです。

少なくとも出口さんは、学習者のために入念な準備をし、学習者に寄り添った親切な解説をされる方ではないのかもしれません。

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出口汪の評判まとめ

評判まとめ
  1. 解説や講義などがわかりやすい
  2. カリスマ人気予備校講師
  3. わかった気にさせるだけで力はつかない
  4. 類似した本が多い
  5. 解説が粗雑?

論理エンジンの創設者:出口でぐちひろしさんの評判一覧です。良い評判だけでなく、悪い評判も包み隠さずご紹介させていただきました。

最後に繰り返しになり恐縮ですが…自分は悪意を持ってこのページをつくったわけでは断じてございません。

良い評判しかない情報は疑ってかかるべきと個人的には考えているため、悪評を掲載しているのはこのためです。

そのことはどうかご理解いただければ、幸いに思います。

それでは今回は以上です。

参考文献

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