公文式の算数は6Aからがスタートになりますが、僕が公文で講師をしていた教室では、圧倒的に5Aからスタートする生徒が多かったです。
そのため、公文の算数5Aは教材を発注することが多かったプリントでもあり、個人的には印象深いプリントともなっています。
今回は、そんな公文の算数5Aについての内容です。
- 公文の算数5Aの内容とレベル、対象年齢について
- 勉強のスタートになりやすい教材だった件
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公文の算数5Aは『2ケタの数字の読みを中心に勉強』する内容
まず公文の算数5Aは『50までの2ケタの数字の読み』が中心の内容です。
計算の一歩手前の内容ともいえます。
レベルは初級レベル
レベルについてはそこまで高くありません。
繰り返す通り、公文の算数5Aが『50までの2ケタの数字の読みのみ』だからです。計算をするわけではありませんので。
6Aが数字の10までの読みだったので、そこから少しレベルアップしただけの内容です。
慣れればサクサク進んでいけるはずです。
とはいえ、公文で算数の5Aを勉強する子供は、勉強する習慣がついていない子がほとんどです。勉強に向き合ってもらうという意味では、慣れるまでが大変かもしれません。
対象年齢は3~4歳(年少)向け
続いて公文の算数5Aの対象年齢についてですが、結論からいうと、対象年齢は3~4歳向けになります。
なので学年でいえば年少向けです。
理由は上記になりますが、上記は公文式が公表している教材レベルと対応学年の早見表になります。
ちょっと見づらいかもですが、注目すべきは『小1~幼児=A~6A』のところです。
これはつまり、以下のように置きかえられます。
- A…小1
- 2A…年長
- 3A…年中
- 4A…年少
- 5A、6A…年少以下
5Aは6Aと同じくくりになっていますが、それはおそらく5Aと6Aがともに『イラストを見てプリントに〇をつける』みたいな似たような内容だからだと思います。
公文の算数5Aは公文式学習のスタートになりやすい教材だった件
最後は冒頭でお伝えした内容についてです。
『(えっ、公文の算数って6Aからなんだ…)』
これは僕が働いていた教室に限った話かもしれませんが、公文の算数は6Aよりも圧倒的に学習のスタートになる教材でした。
というのも、繰り返す通り、マニュアル上では、公文の算数は6Aからのスタートです。
ですが、経験的に、公文で算数の6Aを勉強する生徒はほとんどいませんでした。
なので教材の発注をかけるのも圧倒的に5A>6Aでした。
その証拠に僕自身、公文で働き始めたばかりの頃は、公文の算数に6Aがあることすら知らなかったほどです。笑
公文の講師になりたてだった僕
なぜわざわざ6Aではなく5Aからスタートさせていたのかは不明ですが、とはいえ、公文の算数5Aが6Aよりも重要視されていたのは事実です。あくまで僕がいた教室の話ですが。
公文の算数5Aまとめ
- レベルは初級レベル
- 3~4歳(年少)向け
- 学習のスタートになりやすい教材だった
公文の算数5Aはイラストが多く、内容も数字の読みのみとなるので、勉強色がさほど強くありません。
なので人によっては、教材自体にネガティブな印象を持つ方もいました。
しかし、何度もいうように、僕が働いていた教室では、公文の算数5Aは学習のスタートになりやすい教材でしたので、大切な位置づけでした。
それに数字の読みは計算の土台ともなるので、今はネガティブなことは考えずにコツコツやるべきことを続け、確実に力をつけていくことが大切だと思います。