パンぞう
トモヤ
ぶっちゃけジュニアマイスターが就職するうえで役に立つかは微妙です。
ですが、就職面接のときのアピールには使えます。
そこで今回は、ジュニアマイスターと就職の関係について経験談をお伝えしていきます。
ちなみに僕は工業高校出身で現在はエンジニアとして働いている立場です。
ジュニアマイスターもシルバーに表彰されました。
(10年前のことなのでうろ覚えですが…)
とはいえ、卒業生としてだけでなくイチ社会人としての視点から学校では教えてくれないことをお伝えできるはずです<(_ _)>
- 【3つある】ジュニアマイスターが就職に役立たないワケ
- 【アピールに使う方法論】ジュニアマイスターを武器にしよう
- 【注意点】よくある誤解について
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ジュニアマイスターが就職に役立たないと思う3つの理由
冒頭でお伝えしたように、ジュニアマイスターを持っていても就職に役立つかは微妙です。
以下が理由になります。
- 就職先は成績順で決まる【資格の有無は無関係】
- 申請されるのは就職面接が終わった後
- ジュニアマイスター自体が無名
念のため言っておきますが、上記はジュニアマイスターのどのレベルであっても同じ話です。
つまりゴールドだろうがシルバーだろうが関係なし。
【ジュニアマイスターとは?】工業高校出身で表彰経験のある僕が解説
それでは、上記3つの理由について順にお伝えしていきます。
<1>就職先は学校の成績で決まる
そもそもですが、高校の就職先のほとんどは学校の成績順で決まります。
僕が卒業した工業高校も成績トップの生徒から順に入社したい会社を選ぶ形でした。
【工業高校で成績トップになるメリット】卒業生の僕が正直に話します
なのでジュニアマイスターの有無は就職にはあんまり関係ありません。
とはいえ、例外的に成績がまったく同じ生徒同士が同じ会社を希望した場合、成績以外のことが評価されることはあります。
- 部活動の取り組みや成果
- ボランティアなどの学校外の活動
- 資格の有無【ジュニアマイスターを含む】
しかし、その場合であっても評価されるのは資格だけではありません。
そのため、ジュニアマイスターは就職に微妙であると言わざるを得ません。
<2>申請されるのは就職面接が終わった後
仮に就職面接でジュニアマイスターをアピールするにしても、申請されるのは大抵の場合は面接が終わった後。
つまり直接的に面接官にアピールするのは難しいのが現実です。
もちろんジュニアマイスターを取得見込みであることをアピールすることは可能です。
ですが、実際に今ないものを大きくアピールするのはぶっちゃけ微妙に思います。
<3>ジュニアマイスターの存在を知っているのは一部
生徒
面接官
これは意外と見落としがちですが、ジュニアマイスターの存在は世間的にほとんど知られていません。
資格取得を支援する高校の関係者以外にはほぼ無名のはずです。
そのため、面接官によってはジュニアマイスターを面接でアピールの材料にするのは逆効果になり得ます。
なのでもし面接で話す場合は学校の先生にアドバイスをもらいましょう。
ジュニアマイスターを就職に役立てるためのたった1つの方法
パンぞう
トモヤ
『ジュニアマイスターとは?』を面接官に説明したうえでアピールする
さきほどお伝えしたようにジュニアマイスターはすべての方が知っている制度ではありません。
なので面接などでアピールするときは以下の手順を踏むことをおすすめします。
繰り返しますが、『ジュニアマイスターの存在を知っているのは一部』。
とはいえ、上記の方法であれば、ジュニアマイスターを知らない相手に対しても十分アピールにつながるはずです。
ちなみに『ジュニアマイスターとは?』を改めて知りたい方は以下の内容を参考にどうぞ。
【ジュニアマイスターとは?】工業高校出身で表彰経験のある僕が解説
理解が深まるはずです。
ジュニアマイスターを就職アピールに使ううえでの注意点2つ
パンぞう
トモヤ
〔1〕ジュニアマイスターだけがアピールのすべてじゃない
当然の話ではありますが、ジュニアマイスター以外にも就職面接でアピールする手段はたくさんあります。
- 高校生活で勉強した内容
- 無遅刻・無欠席
- 部活動
- ボランティア活動
上記はほんの一例ですが、ご覧の通りです。
つまり間違っても『何が何でもジュニアマイスターをアピールしたい!』と思う必要はないということです。
ジュニアマイスターに表彰されることは素晴らしいの一言。
ですが、面接はあなたの人物像をアピールする場なので、高校3年間の頑張りを最も表せることをアピールした方が無難です。
もちろんそれがジュニアマイスターに表彰されるための資格取得の勉強なら良いですが。
〔2〕頑張りをアピールした方が無難
さきほどの話の続きにもなりますが、わざわざ『ジュニアマイスターとは?』を説明するくらいならシンプルにあなたの頑張りをアピールした方が良いかもしれません。
その方が評価が高くなるかもだからです。
というのも、僕の経験的にも会社が高校生を評価するポイントは『うちの会社で長く働いてくれるかどうか?』に尽きます。
会社からすれば採用活動にはお金がかかるので当然といえば当然です。
さらに入社してからの研修費なども会社が負担するわけです。
長く働いてくれるかどうかは会社にとって死活問題になります。
なので『ジュニアマイスターとは~』という回りくどいアピールをするよりも、『やる気ありますアピール』をした方が案外評価が高くなるかもということです。
まぁあくまで僕個人の意見ですが。
生徒
面接官
ジュニアマイスターと就職まとめ
ジュニアマイスターは就職面接のアピールにはなりますが、必ずしも評価されるわけではありません。
あんまりこだわるのもおすすめしないという話でした。
とはいえ、もし就職面接でジュニアマイスターをアピールの材料に使いたい方は是非参考にどうぞ(`・ω・´)ゞ
最後までご覧頂きありがとうございました。
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