『ひといちばい敏感なあなたが人を愛するときーHSP気質と恋愛ー』要約&書評をしてみました

ひといちばい敏感なあなたが人を愛するときーHSP気質と恋愛ー

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ひといちばい敏感なあなたが人を愛するときーHSP気質と恋愛ー』を読みました。

HSPと、それにまつわる恋愛をはじめとした、人間関係が書かれた一冊』です。

続きを見るとわかること
  1. 【要約&書評】『ひといちばい敏感なあなたが人を愛するときーHSP気質と恋愛ー』

『ひといちばい敏感なあなたが人を愛するときーHSP気質と恋愛ー』要約&書評

順にご紹介させていただきます<(_ _)>

HSPとは、”ひといちばい敏感な人”のこと

まずはじめはご存じかもしれませんが…HSP』とは『心理学的な概念のようなもののことです。

『Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)』の略のことであり、『ひといちばい敏感な人』を意味する言葉となります。見ての通り、この言葉は一部本書のタイトルにもなっています。

著者はHSP研究の第一人者である心理学者:エレイン・アーロン

そして本書の著者は、そんなHSP研究の第一人者である心理学者:エレイン・アーロンです。

本書ではHSP研究や著者の知見を踏まえながら、HSPがゼロから解説されています。

HSPは”感受性”が高い

それによると、まずHSPの方には、人の気持ちに人一倍”共感”できる特長があるようです。

その理由はHSPの方が人よりとても感受性が高く、気遣い上手であることが影響しているとのこと。

さようなら

また巷ではHSPのことを“繊細”と表現されているところを目にしたことがある方もいるかもしれません。

とはいえ、それもHSPの方が持つ”感受性の高さ”が関係しているんだそうです。

つまり人や環境などの身の回りの変化などに、人よりいち早く反応するHSPの”ひといちばい敏感な”ところが、この繊細と言われる所以なのかもしれません。

 

また本書によると、HSPの方は、人より“危険察知能力”が高い一面もあるといいます。

これについては本書の著者いわく、『HSPがこの世に生まれた理由には、人類が種として繁栄することが関わっている』との壮大な!?説を提唱。

成長

その理由は、『危険で過酷な時代のなかで生き延び、絶滅の危険から抜け出すために、HSPのような危険察知能力が高い、慎重な個体が生まれたのではないか?』という考えが背景にあるようです。

進化論にも通ずるような説でした。

これらの説が本当なのかどうかはさておくとしても…もしかしたらHSPの方は、もちろんポジティブな意味で特別な存在なのかも…しれませんね。

(個人的にはあり得そうと思ってしまいましたが…笑)

“敏感すぎる”ことが災いすることも…

しかし、HSPであることは決して良いことばかりでもないようです。

たとえば、感覚的に人の気持ちに”敏感すぎる”ことが災いすることも…。

普通なら人が見落としてしまうようなことが、過剰なまでに気になったり、些細なことで何かとストレスをため込みやすい一面があるといいます。

またこれも本書によるところだと、HSPの方は、周りの環境に適応するのに、人よりも多くの時間がかかってしまう可能性があるとしていました。

ポジティブな面に目を向けることが大切

とはいえ、HSPであることは決して病気や障害などではありません。

あくまで性質、カテゴリーのようなもの。

集団

そのため、本書でも、もし自分や周りの人がHSPだったとしても、そのことを過剰に悪く捉える必要はないとしていました。

ポジティブな面に目を向け、ポジティブな環境や体験を増やしていくことを強く薦めています。

またそもそもの話、HSPは遺伝的な要因も少なくないようです。

家系図

つまり実際にその人自身が自覚しているのかはさておき、HSPの方は世の中に一定の割合で存在しているということです。

よって間違っても、HSPであることを悪い意味で「(自分はフツーではない…)」と感じる必要はまったくないのでしょう。

むしろHSPであること自体は良い面もあるということを知っておくと良いのかもしれません。

もちろんそのときは本書がその一助となるはずです。

『ひといちばい敏感なあなたが人を愛するときーHSP気質と恋愛ー』要約&書評まとめ

本書はHSPの方が自分を理解するためだけでなく、非HSPの方が読んでも参考になる部分は大いにあります。

個人的に本の内容自体には、いくつか思うところもありました…。

ですが、著者のアーロンは本書の内容をあまり鵜呑みにすることは望んでおらず、むしろ役立ちそうなことをうまく取り入れて欲しい…とのことを本書のなかでも明かしています。

本書に目を通すときは、そのことを踏まえながら読むのが、何より大切なのかもしれません。

それでは失礼します。

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