とある大人
【公文式のまとめページ】今まで伝えてきたすべて
トモヤ
まず大人になっても公文で英語を勉強する方はいます。
実際に僕が働いていた教室でも社会人で英語を勉強している方は数名いました。
もちろん社会人の方でも公文を通じて英語力は確実に伸びていましたよ。
しかし、公文の英語は伸びることとそうでないことがハッキリします。
そこで今回は公文の元講師の僕が大人にとっての公文式英語について経験談をお話ししていきます。
- 公文の英語で伸びることと伸びないこと
- 【注意点2つ】通う前に知っておくべきこと
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【大人に公文の英語は効果アリ】でも、無意味な場合もある
ここでは大人が公文の英語を通じて身につくことと身につかないことについてお話しします。
英会話力は身につかない
まず公文で英語を勉強しても英会話ができるようにはなりません。
理由は簡単ですが公文の勉強はプリント学習がほとんどだからです。
英会話の練習はできません。
【公文の英語のデメリット】公文で働いていた自分が正直にぶっちゃける
一応公文ではE-Pencil(イーペンシル)を使ってネイティブの英語を勉強することは可能です。
【E-Pencil(イーペンシル)とは…】
公文の教材プリントにかざすと自動で英語の音声が流れる機器のこと。
上の画像の青色のペンのこと。
とはいえ、あくまでE-Pencilは学習の補佐をする意味合いです。
英語を聞くことに関しては慣れますが話せるようにはなりません。
なので英語を勉強する目的が英会話なら公文はダメです。
お金と時間の無駄になります。
語彙力と基礎文法の勉強なら効果アリ
とはいえ、英語を勉強する目的が語彙力の習得と基礎文法の勉強であるなら公文はアリです。
以下が理由になります。
- 【約1万語】英単語をたくさん勉強できる
- 中学校~高校までの文法がすべて学べる
まず1つ目ですが公文の英語ではたくさんの英単語が出題されます。
総じて約10,000語もの英単語が出題されるので語彙力を身につけるには十分すぎる環境です。
ちなみに有名大学の入試レベルでも約5,000~6,000語からしか出題されません。
これでも十分多いですが、公文の10,000語と比べたら明らかに少ないですよね。
そして学校教育で学べる英文法がすべて学べるのも公文式英語の強みです。
教材プリントは体系的になっているので、苦手もしくは忘れている文法があればその都度学習することも可能です。
なので語彙力の教科と基礎文法の習得をするなら公文はとてもおすすめですよ。
【大人に公文の英語は効果アリ】通う前に知っておくべき2つのコト
最後は大人が公文で英語を勉強する注意点についてお伝えさせて頂きます。
<1>可能なら公文LC教室に通うべき
まず大人に限らずですが公文で英語を勉強するならLC教室がおすすめです。
とある大人
トモヤ
【LC教室とは…】
英語が得意な講師がいる公文の教室のこと。
全国に数か所しかない。
あまり聞き慣れないかもですが、つまりLC教室というのは英語を勉強するのにピッタリな公文の教室のことです。
ちなみにLCが何の略かは忘れました…。スイマセン…。
とはいえ、全国的にLC教室は限りがありますが、もし通える範囲にあるならそこに行かない理由はありません。
どうせ勉強するなら英語のプロがいるところで勉強した方が良いですよね。
それにぶっちゃけ公文の講師のレベルは当たり外れが大きいですので(あんまりいうと公文式の方々に怒られますが)。
<2>ダラダラと続けるのはおすすめしない
これも公文式の方々に怒られるかもですが…。笑
公文式でダラダラと続けるのはおすすめできません。
目的をクリアしたらとっとと退会して次のステップに行くべきです。
繰り返す通り公文の英語の良さはたくさんの英単語が学べることと基礎文法が勉強できること。
逆にいうとそれ以上のことは望めないので、引き際は決めておきましょう。
それに高校生以上になると公文の月謝は決して安くはありません。
どちらにせよ公文は英語の基礎を勉強する場所です。
そのことだけはお忘れなきよう。
大人に公文の英語は効果アリのまとめ
- 英会話が上達しない
- 【約1万語】英単語をたくさん勉強できる
- 中学校~高校までの文法がすべて学べる
勉強することは決して悪いことではありません。
しかし、何度もいうように公文の英語にはできることとできないことがハッキリしています。
大切なことは目的に応じてうまく使い分けること。
特に社会人の方にとって時間は貴重です。
くれぐれも後悔しないようにして下さいませ<(_ _)>
最後までご覧頂きありがとうございました。
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