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トモヤ
- 公文のズンズンは『いつから』やるべきか?の目安
- 『いつまで』続けるべきか?の1つの答え
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公文のズンズンは『いつから』やるべきか?
それではまずは、『公文のズンズンは『いつから』始めるべきか?』についてお伝えさせて頂きます。
『鉛筆を使うのが不慣れ』であるなら、いつからでもやる価値はある
まず公文のズンズンは、『子供が『鉛筆を使うのが不慣れ』であるならば、いつからでも始める価値はある』といえます。
ズンズンは『なぞり書き』を通して、『運筆力』などを高めることを目的とした教材になるからです。
【公文のズンズンの効果】注意点もアリ【公文と進学塾で講師だった自分の実話】
小学生でもズンズンから始める生徒もいた
具体的に始める時期としては、幼児期、特に小学校入学前の未就学児の時期に始められるご家庭が多いです。
自分が講師をしていた公文の教室でもそうでした。
ですが、繰り返す通り、ズンズンは『なぞり書き』を通して、『運筆力』などを高めることを目的とした教材です。
運筆力などを高めたい、もしくは高める必要があるお子さんであれば、小学校入学後からでも、ズンズンを始める価値はあります。
自分がいた教室でも、小学校低学年から公文に入会し、ズンズンから始められるお子さんもいました。
なので以上のことから、ズンズンを始める時期は、『鉛筆を使うのが不慣れ』である幼児期、特に未就学児が基本ではありますが、場合によっては小学生以降でも始める価値はあるということです。
- 『鉛筆を使うのが不慣れ』な時期
- 幼児期、特に未就学児の時期に始めるお子さんが多い
- ただし、鉛筆をもっとうまく使えるようにしたいのであれば、小学生以降でも始める意味はある
公文のズンズンは『いつまで(何歳まで)』やるべき?
それでは、続いては、『公文のズンズンは『いつまで』やるべきなのか?』についてをお伝えさせて頂きます。
『公文式が公表する3つの力』が身につけば、すぐにでも卒業すべき【惰性は無意味】
これについては、結論からいうと、以下の『公文が公式に公表している、ズンズンの3つの効果』が身についたと感じたら、すぐにでもズンズンは卒業すべきです。
①進みたい方向へどんな線でも自在に鉛筆を動かすことができる運筆力
②自信をもって力強く線が書ける筆圧
③プリント教材を10枚、一気にやりこなせる作業力や集中力
(『公文式がわかる』119ページより)
上記の通り、そもそもズンズンは、これから子供が勉強の世界へと足を踏み出していくうえでの土台を作るための教材です。
とはいえ、これらのズンズンによって身につく『運筆力』や『筆圧』、『作業力』などは、仮にズンズンをやらなくとも、遅かれ早かれ誰でも上達していきます。
そのため、必要最低限のことができるようになったなら、ズンズンはすぐにでも卒業して問題ありません。
惰性でダラダラ続けるのは、子供にとって良い選択とはいえません。ズンズンをやる時間を別のことに使った方が、長期的に見て有意義だと思います。
また学習が進んでいくと、ズンズンを小学校のカリキュラムに対応した教材と併用してやるようになり、宿題だけズンズンを復習みたいな形になると思います。
人によっては、『もう少しだけズンズンを続けた方が良いかな…』と思うかもしれませんが、切れるタイミングがきたと感じたら、もったいぶらずに切ってOKです。
前述の3つの評価の出来具合はあくまで主観にはなりますが、もし自分の子供の評価を今一度確認したいときは、『【公文のズンズンの効果】注意点もアリ【公文の元講師の自分の実話】』をご覧下さいませ。参考になることがあるかもしれません。
【公文のズンズンの効果】注意点もアリ【公文と進学塾で講師だった自分の実話】
また通われている教室によっては、教室長の意向などで、『ズンズンを卒業して早く先に進みたいのに、進ませてくれない…』といった場合もあるかもしれません。
そんなときは、以下の内容も何かしらの参考になると思います。
>>『公文のズンズンが進まない…』早く次に進みたいときに知っておきたいこと【公文の元講師談】
「公文のズンズンが進まない…」そんなとき、知らないと損をする3つのこと【公文の元講師談】
「公文のズンズンは『いつからいつまで(何歳まで)』?」まとめ
- 『鉛筆を使うのが不慣れ』な時期
- 幼児期、特に未就学児の時期に始めるお子さんが多い
- ただし、鉛筆をもっとうまく使えるようにしたいのであれば、小学生以降でも始める意味はある
- 公文式が公表する以下のズンズンの3つの効果が身についたと感じたら、すぐにでも卒業すべき
①進みたい方向へどんな線でも自在に鉛筆を動かすことができる運筆力
②自信をもって力強く線が書ける筆圧
③プリント教材を10枚、一気にやりこなせる作業力や集中力
(『公文式がわかる』119ページより)
公文のズンズンを始める時期、終える時期に絶対的な答えはありません。
とはいえ、あらかじめ明確な基準を1つか2つ、自分のなかに持っておくことは悪いことではありません。
その方が結果として、成長著しい時期の子供に対して、有意義な時間を使えるようになるはずです。
それでは、今回は以上になります。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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