パン蔵
ナマケモノ君
【内部リンク】
クリックするとサイト内の他のページにジャンプする部分のこと。ページ下などによく見られる。
サイトに来てくれた方に、一度にたくさんのページを見て頂くことは簡単なことではありません。
しかし、サイト運営者であれば、一人の方により多くのページを見て頂きたいのは本音のはずです。
一度に多くのページを見られると、「直帰率」が下がり、サイトの価値が上がる可能性があるといわれています。
【直帰率】
サイトに訪れたユーザーがサイト内の他のページをクリックすることなく離脱してしまう割合のこと。
トモヤ
しかし、直帰率を下げたいからといってオススメページや人気ページを闇雲に用意することは逆効果になります。
そこで、サイト運営者である僕が試行錯誤して最も効果があった内部リンクの設置方法についてまとめてみました。
特に効果があった対策は2通りだけです。
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【内部リンク対策①】サイトを見てくれる方の気持ちを考え抜く
サイトに来た方が「何を求めているか?」を理解することはサイト運営者にとってとても大切です。
特にネットの検索を通じて訪れてきた方は情報に飢えています。
例えば「エンジニア 勉強方法」で検索して訪れてきた方であれば、エンジニアとして通用する正しい勉強方法を欲しているのは明らかですよね。
となれば、内部リンクは「エンジニア」に関連したページが効果的でしょう。
もっというなら、検索した方の根本的な目的を考えることも大切です。
先ほどの「エンジニア 勉強方法」を検索した方は、勉強しなければならない、もしくはしたい目的があるはずです。
その場合は「エンジニア」に関連したページだけでなく、広い意味で社会で役立つためのページを用意してあげると効果的かもしれません。
つまり、検索した方が何を求めているかを徹底して考えることが、より見られるサイトにつながるということです。
とはいえ、Web上の集客が難しいのは、サイトに訪れる方の顔が見えない点にあります。
年齢や性別や心理は推測はできますが、はっきりとはわからないので、ある程度こちら側から仮説を立てて試行錯誤するしかありません。
もちろん見に来てくれた方の全員を満足させられるページを用意するのがサイト運営者としては理想的です。
しかし、ある程度はサイトを見てくれる方の人物像を絞ってページを作った方が、まとまりのある内容になります。
欲張ってあれもこれもと欲張ってしまうと、結局何を言いたいのかわからなくなってしまう、なんてことにもなりかねません。
サイトを見てくれる方の人物像を想定し、検索した目的を考え抜き、それに見合った内部リンクを配置することが大切ということですね。
パン蔵
ナマケモノ君
トモヤ
【内部リンク対策②】心理学を利用した2つの内部リンク対策
心理学の数ある研究で明らかになっている行動心理学をサイト運営に利用する方法です。
トモヤ
- 人はストレスを感じたら人恋しくなる
- 人は欲望が高まったら一人になりたくなる
この理論をサイト運営に使いましょう、というのが僕の考えです。
実際にこの理論にならってページ下に内部リンクを配置したところ、以前よりも見られる割合が増えました。
使い方はとても簡単です。
注)現在はシンプルさの観点から変更を加えています。
①ストレスを感じる内容なら「よく見られています」が効果的
人は恐怖や嫌な思いなどストレスを感じる出来事に出会うと、群衆に紛れたくなる心理があります。
つまり「○○すると危険!死亡率が高まる…」などの恐怖心を高める内容であれば、内部リンクには「よく見られています」などの「みんなも見てますよ!」という一文が効果的ということです。
パン蔵
②欲望が高まる内容なら「あなただけに」が効果的
人は欲求を感じると一人になりたくなる心理があります。
つまり人には言えないような欲求を刺激する内容であれば、内部リンクには「ここだけの…」、「あなただけに…」などの一文が効果なんです。
ナマケモノ君
パン蔵
内部リンク対策は4±1用意するのがオススメ
さらに心理学的に「人は選択肢が多すぎると選びたくなくなる」ことがわかっています。
つまりサイトの滞在時間を伸ばしたいからといって、内部リンクをたくさん用意するのは逆効果になるかもしれないということです。
では、内部リンクは一ページ内でいくつ用意するのがいいか?
トモヤ
【ネルソン・コーワンの法則】
人が一度に認識できる数は4±1であるということを明らかにした法則。
つまり一つのページに対して4±1の内部リンクを用意してしまうと、サイトを見てくれた方にとってストレスになり、結果としてサイトを閉じてしまうかもしれないということです。
心理学的には多過ぎず少なすぎない内部リンクの方が親切ということなんですね。
内部リンク対策のまとめ
内部リンク対策はサイト運営を成功するカギとなる要素です。
今回は僕が試行錯誤して最も効果があった方法についてまとめましたが、正直にいうと「これが正解」というものは見つかっていません。
大切なのは「ああでもない」、「こうでもない」と試行錯誤することだと思っています。
僕もサイト運営者としてはまだまだ半人前ですが、当サイトの内容が少しでも参考になれば嬉しく思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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