【生産技術のキャリアプランとキャリアップ】経験者のエンジニアの僕の意見

成功へのステップ

パンぞう

生産技術のキャリアプランとキャリアップについて知りたい!
生産技術の仕事をした経験がある、エンジニアの自分がお伝えさせて頂きます!

【生産技術のまとめページ】今まで伝えてきたすべて

トモヤ

結論からいうと、生産技術のキャリアプランとキャリアップには4つの選択肢があります。

以下の通りです。

生産技術のキャリアアップの選択肢
  1. 海外勤務
  2. 工場長
  3. 別の分野の仕事をする【機械⇔電気⇔情報】
  4. 他社に転職

異論があるかもですが、上記はハードルの低いものから順に並べています。

そこで今回は、これらの内容を元に生産技術のキャリアについて僕が知るすべてをお伝えさせて頂きます<(_ _)>

 

ちなみに生産技術の仕事は会社や職場によって大きく違いがあるため、上記がすべてだとは言いません。

あくまで生産技術の経験がある僕個人の意見になりますので、その点は悪しからず。

続きを見るとわかること
  1. 4つの選択肢についてのハナシ
  2. キャリアアップする方法について【経験談から順にご紹介】

生産技術のキャリアプランとキャリアップは4通りある

冒頭でお伝えした通り、生産技術のキャリアプランとキャリアアップには以下の4つの選択肢があります。

生産技術のキャリアアップの選択肢
  1. 海外勤務
  2. 工場長
  3. 別の分野の仕事をする【機械⇔電気⇔情報】
  4. 他社に転職

それでは、ここからは上記の内容と具体的にキャリアップする方法についてお伝えしていきます。

 

ちなみにこれも繰り返しますが、上記の順番はハードルの低い順です。

順にお伝えはしますが、興味があるところから見て頂いてもかまいません。

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<1>海外勤務

まずは海外勤務です。

生産技術の仕事は海外での工場立ち上げ時などで、海外勤務をすることがあります。特に自動車業界は多いです。

協力

場所は業界によって違いますが、近年は需要や物価の関係から、インドネシアやベトナム、タイといった東南アジアが多いです。

ヨーロッパであれば、ロシアに海外勤務されている方もいました。

 

とはいえ、海外勤務には海外手当がつくことが多いので、それだけでも給料が大幅にアップする可能性があります。

お金を目標に頑張る人

(生産技術エンジニアとして海外勤務をしていた僕の知人はビックリするような大金をもらっていました)

 

さらに僕が働いていた職場では、海外勤務を経験した方は、将来的に昇進や出世で優遇されることがとても多かったです。

海外勤務そのものがキャリアアップになるといっても間違いではありません。

カースト

といっても、なかには以下のような理由から、海外勤務に乗り気になれない方がいるかもしれません。

海外勤務に対するネガティブな声
  1. そもそも海外に行くのがイヤ
  2. 英語などの外国語が話せないからムリ

しかし、まず一つ目ですが、海外勤務といってもずっと海外にいるわけではないです。

数カ月単位の勤務から、短期的な出張まで様々。

時空間

何年も海外にいることはほとんどありません。

それでもイヤな方がいるかもですが、繰り返す通り、海外に行くことでキャリアが良くなる可能性があるのは事実です。

 

キャリアアップに悩んでいるなら、海外勤務に挑戦してみるのは決して悪くない気はします。

 

特に働いている会社が海外での事業に積極的であれば、チャンスはあるはずです。

さらに独身の方だと、家族がいないという理由で声がかかることは増えるかもしれません。

 

そして二つ目ですが、海外勤務をするうえで外国語はそれほど重要ではない気はします。

もちろん会社によりけりだとは思いますが、少なくとも僕が働いていた職場では、英語が話せる方はいませんでしたので。笑

英会話が苦手

海外勤務を経験者のなかには『現地に通訳がいたので、外国語が話せなくてもさほど問題じゃなかった』みたいなことを話していた方もいました。

 

なので純粋にキャリアアップを考えるなら、生産技術エンジニアにとって海外勤務はチャンス以外何者でもない気がします。

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<2>工場長

次は工場長です。

工場長とはその名の通り、工場での最高責任者のことですが、生産技術のキャリアアップとして一番代表的なものとなっています。

 

工場長になれば責任は増えますが、給料や立場が上がるのは間違いありません。

工場長になるために必要なことといえば、ざっと以下の通りかと。

工場長になるために必要なこと
  1. 勤続年数
  2. 実績
  3. コストやリスクに対するマネジメントスキル
  4. 周りからの評判やリーダーシップ

ぶっちゃけ会社によっては、勤続年数が上がれば無条件でなれたりしますが、それでも実績やエンジニアとしての必要スキルが重視されることもあります。

 

とはいえ、上記の通りですが、どれも身につけるのに時間がかかることばかり。

マネジメントスキルは本や資格取得から学べますが、それでも生産技術のスキルは働きながら身につけるのが基本です。

本で勉強 【生産技術の勉強本のおすすめ】現役エンジニアが仕事に役立つ良書を厳選

設備 【生産技術の資格のおすすめ】生技経験者が仕事に役立つ資格一覧を紹介

しかもそもそもですが、工場長は各工場に基本は一人のみ。

空きがなければ、物理的になることすらできないのが現実です。

 

なので工場長は生産技術エンジニアとして長期的に目指すのは良いですが、短期的に目指すものではないかもしれません。

魅力的なキャリアプランの一つであることに間違いはないですが。

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<3>別分野の生産技術の仕事をする【機械⇔電気⇔情報】

そして三つ目のキャリアプランとして考えられるのが、生産技術エンジニアとして、別分野の仕事をすることです。

まず前提の話ですが、エンジニアには大きくわけて以下の2つの仕事が存在します。

エンジニアの種類
  1. ハードウェア寄りのエンジニア
  2. ソフトウェア寄りのエンジニア

一つ目のハードウェア寄りのエンジニアというのは、僕がやっている機械設計エンジニアや生産技術エンジニアのことです。

二つ目のソフトウェア寄りのエンジニアには、ITエンジニアが代表的です。

 

とはいえ、ここが大事なところですが、生産技術エンジニアの場合は、ハードウェア寄りの仕事だけでなく、ソフトウェア寄りの仕事もするチャンスがあります。

以下の通りです。

生産技術エンジニアの仕事の種類
  1. ハードウェア寄りの仕事⇒組立や図面の設計
  2. ソフトウェア寄りの仕事⇒シーケンス制御(PLC)やプログラミング

つまり生産技術エンジニアとして他分野の仕事をすることでキャリアアップを図るという試みです。

 

『そんなことできるの?』と思われるかもですが、可能です。

僕が知っている例だと、電気分野のシーケンス制御の仕事から機械分野の設備設計の仕事にキャリアチェンジをされた方がいました。

仕事を頑張る人

なのでもし生産技術エンジニアとして今の仕事に限界を感じているなら、思い切って他分野の仕事にチャレンジするのも良いかもしれません。

 

もちろん同じ生産技術といえども分野が変われば必要なスキルもまったく変わります。

大変なことは間違いないですし、そもそも別分野の仕事をしても必ずしもキャリアアップができるとも限りません。

考える人

ですが、繰り返す通り、選択肢の一つとしてはアリかなと思います。

これも繰り返しますが、生産技術エンジニアとしてキャリアチェンジされた方は見たことがありますので。

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<4>他社に転職

そして最後は転職です。

転職するのは誰でもエネルギーを使うと思いますが、生産技術を経験したエンジニアは『現場の気持ちがわかる!』との理由で転職先から重宝されることがあります。

 

生産技術から別会社で生産技術の仕事をするのはもちろん。

生産技術から転職する方のなかには、機械設計の仕事にキャリアチェンジされる方も多いです。

生産技術から転職する例
  1. 生産技術⇒生産技術
  2. 生産技術⇒機械設計

つまり生産技術の経験があると、転職先から好まれることがあるわけです。

なので転職という選択肢は生産技術エンジニアのキャリアプランとして悪くないと思います。

 

しかし、転職は職場環境そのものを一新する行為なので、なかなか気軽できるものではありません。

ここまでご紹介したキャリアアップのなかではハードルが高いことは事実です。

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生産技術のキャリアプランとキャリアアップまとめ

生産技術のキャリアアップの選択肢
  1. 海外勤務
  2. 工場長
  3. 別の分野の仕事をする【機械⇔電気⇔情報】
  4. 他社に転職

生産技術に限りませんが、残念なことにキャリアアップのチャンスは誰しも平等ではないです。

キャリアアップの成功には『運』も少なからず影響します。

宝船

ですが、『運』というものは待っていてもなかなかやってきません。

これは僕が身に染みて感じていることです。

 

そのため、キャリアアップを成功させるには受け身的な姿勢ではなく、一種のチャレンジ精神も必要なのかもしれません。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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