人工知能(AI)を搭載したロボットが人間の代わりに資産運用してくれる『ロボアドバイザー投資』。
日本では『WealthNavi(ウェルスナビ)』を中心として様々なロボアドサービスが提供されていますが、その発祥はアメリカです。
そんなロボアド先進国、アメリカのロボアド事情は日本とは少し違っており、『ハイブリッド型ロボアド』というサービスが主流になっています。
ということで、今回はそんなロボアド発祥の地であるアメリカで主流の『ハイブリッド型ロボアド』についてお話しさせて頂きたいと思います。
- 『ハイブリッド型ロボアド』の評判とは?
- メリット・デメリットを徹底解説
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『ハイブリッド型ロボアド』の評判【AI&人の資産運用サービス】
『ハイブリッド』とは日本語で『混合』を意味しますが、ハイブリッド型ロボアドに限っていうなら『AI(人工知能)&人』の混合を意味します。
今までの運用一任型のロボアド投資はAIを搭載したロボットに任せっきりで資産運用してもらうやり方でしたが、ハイブリッド型ではここぞというときは人が対応します。
イメージは以下の通りです。
ハイブリッド型とはいってもロボアドである以上、基本はロボットが運用を行うので、人はあくまでロボットのフォローをするという位置づけになります。
アメリカではこの『人』の部分が金融に詳しい『フィナンシャルアドバイザー』という職業の方になります。
日本でいう『ファイナンシャルプランナー』のことです。
ハイブリッド型ロボアドの評判【メリット・デメリット】
パン蔵
ナマケモノ君
では、ハイブリッド型ロボアドは普通のロボアドと比較してどんなメリット・デメリットがあるのか?
それぞれ1つずつ挙げてみました。
【メリット】ズバリ!心理的な安心感
ロボアド投資はロボットが勝手に資産運用を行ってくれるその手軽さが売りではありました。
しかし、便利とはいうもののロボットに大事なお金を任せることに不安を感じている方もいるのではないでしょうか。僕は不安に感じていました。
ハイブリッド型ではロボットだけでなく人も対応してくれるので、心理的な安心感があります。
もちろん、今後AIが発達することでロボットが人との会話をスムーズに行うことは十分可能になるはず。
しかし、僕のようにロボットだけに資産運用を任せることに抵抗感がある方にとっては、人からサービスを受けられるハイブリッド型は信頼できますよね。
トモヤ
【デメリット】手数料が割増しになる…かも
これは可能性の話でしかありませんが、ロボットだけでなく人からのサービスが加わったハイブリッド型は手数料が割増しになるかもしれません。
理由は簡単で、運用会社からすればロボットに加えてアドバイスをする人件費がかかるからです。
しかし、アメリカで主流になっているハイブリッド型ロボアドは資産残高と利用者数が膨大なので、手数料は低くおさえられています。
手数料が低くても運営していけるほど人気ということです。
日本ではハイブリッド型ロボアドはまだありませんので、手数料がどうなるかはまったく不明です。
なので、実際は手数料が高くなるというのは予想の話でしかありませんが、今回は可能性の話として手数料をデメリットにさせて頂きました。
ハイブリッド型ロボアドの評判は日本でも上がる【理由は2つ】
日本では残念ながらハイブリッド型ロボアドのサービスはまだありませんが、サービスが始まれば流行る見込みは十分です。
理由は単純ですが、高齢社会であることが挙げられます。
まず、高齢化すると人はどうなるのかを以下に挙げてみました。
- スマホを扱うのが難しくなってくる
- 認知症など認知機能が衰えてくる
どうでしょう。
上の理由を見ると、高齢者の方に人の助けが必要になると思いませんか?少なくとも、ロボットに任せっきりにするのは心もとないですよね。
場合によっては、投資していたお金を出金することすら難しくなるかもしれません。
日本は、現状で4人に1人が65歳である高齢社会です。
ロボットだけでなく人が利用者に寄り添ってサービスを提供するハイブリッド型が流行る見込みは十分だと個人的には思います。
もちろん、ハイブリッド型を日本で流行らせるにはきめ細やかなサービスをする必要がありますが、伸びシロはかなりあるはずです。
ハイブリッド型ロボアドの評判まとめ
いかがだったでしょう。
日本ではハイブリッド型のロボアドはいまだ登場していませんが、アメリカの動向や日本の現状を見るに流行る可能性は十分です。
もし登場したら、今あるロボアド投資の人気をすぐに追い越すかもしれません。
今後もロボアド業界から目が離せませんね…。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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