パンぞう
『ブロックチェーンエンジニア』とは、ブロックチェーンをプログラミングで実装するエンジニアのことです。
しかし、ブロックチェーンエンジニアとして働かれている方自体がまだまだ少ないため、聞き慣れない方が多いはず。
そこで今回はブロックチェーンヲタク(?)であり、現役エンジニアである僕が仕事内容についてわかりやすく解説させて頂きます。
- ブロックチェーンエンジニアの役割
- よくある疑問とその答え
トモヤ
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ブロックチェーンエンジニアとは?【仕事内容は2つある】
トモヤ
ブロックチェーン自体が今なお発展し続けている分野なので、ブロックチェーンエンジニアの仕事も今後大きく変わってくる可能性は十分あります。
しかし、現状のブロックチェーンエンジニアが任される仕事は大きく分けて2つだけです。
①プログラミングによるブロックチェーン実装
プログラミングによりブロックチェーンシステムを実装する仕事です。
ブロックチェーン自体がインターネット空間に存在するため、それを構築するにはプログラミングのスキルは欠かせません。
使用するプログラミング言語はスマートコントラクトでおなじみの『Solidity』や『Ruby』あたりになります。
トモヤ
また、プログラミングによりブロックチェーンを実装する方法は、専門書を使って独学で学ぶことも十分可能です。
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②マーケティング
ブロックチェーンエンジニアにはマーケティングの仕事を任される可能性があります。
パンぞう
理由は簡単。
ブロックチェーンは一般的にはまだまだ理解されていない技術なので、システムを実装する際にはそのメリットを説明する必要があるんです。
例えば、ある企業が今あるシステムをブロックチェーンを利用したシステムに移植したいとします。
そうなったとき、その企業には当然ブロックチェーンをよく知らない方もいるわけです。
そんな方に対してはブロックチェーンを実装するメリットを伝える必要がありますよね。
そこで必要になるのがブロックチェーンエンジニアです。
本来であればマーケティング担当者が担当する仕事ですが、ブロックチェーンの良さを理論的に伝えるにはブロックチェーンに精通しているエンジニアが適切な場合もあります。
ナマケモノ君
実際に僕がエンジニアの仕事を通して知り合ったスタートアップ企業の社員の方も、『専門知識を持ったエンジニアがマーケティングの仕事をすると説得力が増す』ということを話していました。
トモヤ
もちろん、今後ブロックチェーンへの理解が一般層を含めて広く認知されれば、エンジニアがその役割を任されることは少なくなるはずです。
ただ、現状ではエンジニアがマーケティングを行う可能性があることは事実。
この点はITエンジニアなどのプログラミングによる実装のみを仕事にしている方とは大きく異なる点かもしれません。
ブロックチェーンエンジニアとは?よくある疑問について
ナマケモノ君
パンぞう
こういった疑問にお答えします。
どんな分野で働けるのか?
ブロックチェーンエンジニアが求められる分野は多種多様です。
ちなみに現在一番需要があるのが、仮想通貨をはじめとした『金融』です。
そのため、今すぐブロックチェーンエンジニアとして働くなら仮想通貨取引所が一番需要があるはずです。
しかし、これからはブロックチェーンの透明性や低コストなどの特徴が活かせる『不動産』や『保険』などの分野でもエンジニアとしての需要が増えていくはずです。
個人的にはどの分野においても応用できるのがブロックチェーンの強みだと思っています。
会社員orフリーランス?
ITやインフラや機械設計のエンジニアであれば、特定の企業に依存しない『フリーランス』として働かれている方も多いです。
実際に僕のエンジニア人生においても、フリーランスエンジニアの方と仕事をする機会は多くありました。
しかし、ブロックチェーンエンジニアに関してはフリーランスで働かれている方は見たことがありません。
それにはブロックチェーンエンジニアの数自体が少ないせいもあるでしょうが、おそらく現在のブロックチェーンエンジニアのほとんどが会社員なのではないでしょうか。
その証拠に転職エージェントや求人サイトを見ても、ブロックチェーンエンジニアの求人は会社員としての募集ばかりです。
そのため、ブロックチェーンエンジニア=会社員というのが僕の印象です。
もちろん、これからブロックチェーンエンジニアの需要が高まるにつれて、フリーランスを含めた多様な働き方が増えてくることは間違いないですが…。
ブロックチェーンエンジニアとは?のまとめ
- プログラミングによるブロックチェーンの実装
- マーケティング
いかがだったでしょう。
今はまだまだブロックチェーンエンジニア自体の数はそれほど多くはないですが、近いうちに急速に増えてくるはずです。
そのため、これから盛り上がるであろうブロックチェーンに注目して、一足先にその分野に飛び込むのも良いかもしれませんね。
もし興味がある方は、『ブロックチェーンエンジニアになるための方法』についての記事を参考にして頂ければと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。