パンぞう
トモヤ
この本は独学でプログラマーになる方法がイチから書かれた一冊。
著者のコーリー・アルソフが得意とするプログラミング言語『Python(パイソン)』の学習本でもあります。
著者は文系出身でまったくのプログラミング未経験者。
しかし、独学によって今では世界一のIT企業が集まるシリコンバレーでエンジニアとして活躍しています。
ちなみに僕はこの本で『Python(パイソン)』を勉強している身です。
今回は本書を少しでも多くの方に読んで頂きたいとの思いから、本の内容を簡単にお伝えさせて頂きます。
- 本を目次ごとに書評
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【『独学プログラマー』を目次ごとに書評】話題のPython言語が学べる本【目次は全6部】
本の目次は全6部になっています。
- プログラミングの基礎
- 『型』について
- プログラミング以外のツール
- アルゴリズムの理解
- プログラマーになる方法と勉強法
- 和訳者オススメの書籍とWebサイト
どんなことが書かれているのかを順に説明していきますね。
注)目次の内容は運営者がわかりやすくまとめたものになります。ご了承下さい。
<第1部>プログラミングの基礎
まず第1部では、プログラミングとは?という話から関数、繰り返し文などについてが書かれています。
どれも最初におさえておきたいことです。
プログラミング言語『Python(パイソン)』のインストール方法から使い方についても説明されています。
また、プログラミングで壁に当たったときに乗り越えるコツについても書かれています。
著者の経験談をもとにした話なのでとても役立ちますよ。
<第2部>『型』について
第2部はプログラミングの『型』について。
仕事で評価されるプログラミングの書き方がわかります。
ここで書かれた内容は現役エンジニアの著者ならではの経験談が多いです。
僕は『Python(パイソン)』の関連書籍は何冊か読みましたが…。
ここでの内容は他の書籍には書かれていなかったので、とても貴重でした。
<第3部>プログラミング以外のツールの使い方
第3部はプログラミング以外のツールの使い方について。
本書ではBashやパッケージ管理といったツールを多数取り上げています。
著者いわく、一流のプログラマーになるためにはツールの理解は欠かせないとのこと。
もっと早いうちに勉強しておくべきだったと後悔しているようです。
仕事で役立つツールの紹介は他の書籍にはあまり見られないことです。
著者自身が後悔していることも正直に話している点は好感が持てますよね。
<第4部>アルゴリズムの理解
第4部はアルゴリズムについて。
【アルゴリズムとは…】
問題解決の方法や手順のこと。
著者いわくプログラマーの採用面接でもアルゴリズムに関する質問は聞かれるとのこと。
本書では著者の経験談からアルゴリズムに関して最低限知っておくべきことがまとめられています。
<第5部>プログラマーになる方法と効果的なスキルの伸ばし方について
第5部は一流のプログラマーになるための具体的な方法や効果的なスキルの伸ばし方について。
現役プログラマーである著者の経験から、実際の仕事の進め方についても学ぶことができます。
プログラマーの仕事を理解できる内容です。
第1~4部までは一続きですが、ここで書かれた第5部は独立した話です。
プログラマーのリアルがわかるので、具体的な将来像をつかみたい方はこの部分から読んでも良いかもしれません。
<第6部>本書以外にオススメの書籍とWebサイトの紹介
最後は、本書の和訳者がオススメする書籍とWebサイトのご紹介。
本書の和訳者は清水川貴之さんと新木雅也さんのお二方。
二人が所属する株式会社ビープラウドは、『Python(パイソン)』を使ったソフトウェア開発をしている会社です。
どれも信頼できる書籍やWebサイトばかりですよ。
『独学プログラマー』を目次ごとに書評|話題のPython言語の本まとめ
いかがだったでしょう。
本書は独学で『Python(パイソン)』を学ぶのにうってつけの一冊。
内容は簡単ではありませんが、理解できればプログラマーへの道がグッと近付くはず。
『Python(パイソン)』を使ったプログラミングに興味がある方は是非本書で勉強していきましょう!
最後までお読み頂きありがとうございました。