パンぞう
トモヤ
残念な話ですが、特別区は採用試験における配点を一切公表していません。
そのため、正確な配点は試験を採点する特別区人事委員会のみぞ知る話です。
しかし、受験した経験から配点比率を予想することは十分可能です。
今回は特別区や他の公務員試験を受験した僕の経験を交えて、配点についてお話しさせて頂きますね(`・ω・´)ゞ
- 教養:専門:論文の配点比率を予想
- 試験全体における面接の配点比率も予想
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特別区の配点比率を予想
比率は1:2:6
結論からいうと、僕が予想する1次試験の配点比率は以下の通り。
教養:専門:論文=1:2:6
論文が高いと思われそうですが、経験的にも特別区が論文を重視していることは明らかです。
配点比率は僕が特別区を受験した経験と以下のデータをもとに出しました。
上の画像は僕が併願で受験した名古屋市地方上級の配点になります。
試験レベルは名古屋市と特別区はほぼ同じだったので比較材料としました。
見ての通りですが、名古屋市は特別区と違って配点比率をすべて公表しています。
配点比率でいうなら、名古屋市は教養:専門:論文=1:2:3となりますね。
また、名古屋市は試験案内において専門試験で足切りすることを明言しています。
なので重要度でいったら専門>教養となるのは間違いないです。
とはいえ、特別区においても専門>教養という重要度はおそらく当てはまります。
試験区分ごとに採用をしているくらいなので、採用側は受験生の専門知識の有無を知りたいからです。
しかし、冒頭でもお話しした通り特別区の配点比率は非公表です。
なので試験の難易度がほぼ同じの名古屋市と同じ教養:専門=1:2程度を予想しました。
ちなみにですが、名古屋市の事務採用には下の画像のように専門試験の出題がありません。
なので参考にしたのは名古屋市の事務以外の試験区分となります。
その点はご了承下さい。
論文重視の特別区
とはいえ、名古屋市を受験した経験がある方はご存じかもですが…。
名古屋市は学力を重視する自治体です。
その学力重視の名古屋市でさえ論文>専門>教養の配点比率なので…。
コンピテンシー面接を採用するなど人物重視の採用に比重を置く特別区では、さらに論文>学力の傾向かなと予想しました。
そのため、特別区が教養:専門:論文=1:2:6という比率はあながち間違いではないと確信しています。
合否のカギは論文が握る
当サイトでも特別区は論文が重要との話を散々していますが…。
実際に僕は教養と専門の出来は良くなかったです。
教養は5割、専門は6割程度だったと記憶しています。
それでも難なく合格できたのは、論文の出来が良かったからだと思っています。
実際に僕は学力がないですし、言い方は悪いですが、Fラン出身の僕の知人も特別区の事務には成績上位で合格しています。
なので特別区では論文が合否のカギになるのは間違いないと思いますよ。
特別区の配点予想【面接の比率はどの程度か】
ナマケモノ君
トモヤ
面接の配点比率は桁違いの可能性あり
まずは繰り返しお見せしている名古屋市の例ですが、面接の配点は桁違いとなっています。
上の画像の口述試験というのが面接にあたります。
配点比率でいうなら、名古屋市は教養:専門:論文:面接=1:2:3:9の比率。
『面接が重要!』との声は公務員試験に限った話ではないです。
しかし、これほど配点比率に違いが出るなら、学科と面接は別物と考えるのが良いと個人的には思います。
パンぞう
特別区はより面接重視
では、特別区ではどうか?
先ほどもお話しした通り、特別区ではコンピテンシー面接といって人物重視の採用面接を行っていることで有名です。
一般的な就職試験よりもさらに面接の配点比率を高めていることは十分考えられます。
こちらはコンピテンシー面接を実施する面接官向けの本ですが…。
本の中には『ペーパーテストはあくまで足切りにするべし!』とのことが明言されています。
面接の配点が採用試験全体の比率で突出している可能性は十分ということです。
仮に学科の成績が悪くてボーダーギリギリで合格しても、面接で成績上位になる可能性は十分あります。
そのため、いくら学科の出来が良くても安心はできません。
特別区の配点まとめ
- 教養:専門:論文=1:2:6
- 面接の配点は桁違いに高い
いかがだったでしょう。
冒頭でもお話ししましたが…。
僕は特別区の人事委員会の者ではないので正確な配点についてはわかりません。
なのであくまで参考にして頂ければと思います。
とはいえ、合格が決まるまでは不安な気持ちにもなるはず。
そのため、当サイトの内容を自分にとって都合良く解釈して、自分を奮い立たせる材料にして頂ければと思います。
大変かとは思いますが、是非後悔のないようにお過ごし下さい ( ・ㅂ・)و ̑̑
最後までご覧頂きありがとうございました。