パンぞう
トモヤ
『楽ラップ』とは楽天証券が提供しているロボアド投資サービスのことで、投資初心者から経験者まで幅広い層に利用されているのが特徴です。
今回はそんな『楽ラップ』の評判と評価を徹底解剖していきますね。
- 楽ラップを利用するメリット・デメリット
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【メリット】楽ラップ独自の投資家に優しいサービス
- 手数料が安い
- 安定した収益が得られる
『楽ラップ』のメリットについては大きくわけて上の2つです。
一見すると他のロボアド投資と大差ないと思われるかもですが、実際は『楽ラップ』ならではのメリットばかりです。順に説明していきます。
①手数料は最大で1%未満と安い
『楽ラップ』では手数料が最大で1%未満に設定されているので気軽に利用することが可能です。
ただ、手数料には2つコースがあるので要注意です。
- 固定報酬型【最大0.99%】
- 成功報酬併用型【最大0.882%+運用益の5.4%】
『楽ラップ』では固定報酬型と成功報酬併用型という2つの手数料コースがあり、投資家は運用前にどちらかを選ぶ必要があります。
固定報酬型はその名の通り一定の手数料を支払うコースで、成功報酬型は運用成果に応じた手数料を払うコースです。
ナマケモノ君
トモヤ
楽天証券によると、年間の収益率が2%を超えると固定報酬型の方がお得になるようです。
『楽ラップ』を利用している方の約70%が固定報酬型を選択しているとのことで、その理由もうなづけますね。
ちなみにですが、『楽ラップ』で資産運用を始めたら一年間の契約期間中は手数料コースは変更不可なので覚えておきましょう。
②安定した収益が得られる【TVT(下落ショック軽減機能)があるため】
『楽ラップ』では『TVT(下落ショック軽減機能)』という機能を搭載しているので安定した収益を得ることを可能にしています。
相場が変わって株式の値動きが大きくなるときに一時的に債券の割合を増やすことで値下がりのリスクを抑える機能のこと。
パンぞう
トモヤ
現状で『TVT(下落ショック軽減機能)』を持つロボアドは『楽ラップ』だけなので、これはメリット以外何物でもありませんよね。
また、『楽ラップ』は資産配分の決定にあたって世界各国で年金基金などへの投資助言を行っているMercer社のアドバイスを活用しています。
自社の知識だけに依存しないで金融のプロの声をロボアド投資に活用する取り組みは個人的にはとても好感が持てます。
トモヤ
この点は投資家目線で安定した運用を目指す楽天証券ならではの取り組みです。
【デメリット】楽天証券になじみがない方は楽ラップはやや面倒
- 楽天証券の口座が必要不可欠
- NISAの利用ができない
デメリットは上の2つになります。順に説明していきますね。
①楽天証券の口座がないと投資が始められない【人によっては面倒】
『楽ラップ』は楽天証券の口座がなければ利用できないので、楽天証券の口座を持っていない方は口座開設する必要があります。
ナマケモノ君
『楽ラップ』自体が楽天証券が提供しているロボアド投資なので仕方がないことかもしれませんが、人によっては今すぐ投資がしたい気持ちが削がれてしまうかもしれませんね。
さらに『楽ラップ』は最低投資金額が10万円からとなっているので、ロボアド投資の中ではやや高めです。
10万円という金額をどう思うかは人それぞれですが、気軽に投資を体験したい方にとってはやや優しくないかな、と個人的には思います。
②楽ラップはNISAが使えない
『楽ラップ』は『NISA(少額投資非課税制度)』に対応していないため、運用利益が出たら確定申告をする必要があります。
投資家からすれば面倒ですが、NISAが利用できないのはロボアド投資全般にいえることなので、楽ラップに限った話ではないです。
この点は特定口座を使えば確定申告をしなくてよくなりますが、口座選択は新規契約以降は変更不可なので注意が必要です。
楽天証券|楽ラップの評判と評価(メリット・デメリット)まとめ
- 手数料が最大で1%未満と安い
- 『TVT(下落ショック軽減機能)』により安定した運用が可能
- 楽天証券の口座がないと利用不可
- NISAが使えない
いかがだったでしょう。
『楽ラップ』は現状、30代から40代の方々に利用されているようですが、若年層にも魅力的なロボアド投資サービスです。
興味がある方は是非始めてみて下さいね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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