【書評】『もう一度読みたい 教科書の泣ける名作』が想像を超えて良かった件【16篇の物語集】

もう一度読みたい 教科書の泣ける名作

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名作 【『名作』一覧】童話や文学、戯曲など【海外と日本の有名作品集】

名作のページをつくるにあたり、『もう一度読みたい 教科書の泣ける名作』という本を見つけましてね。

とても良い本でしたので、この度、ご紹介させていただくことにしました。

ちなみに本書は好評だったのか、続編にあたる、『もう一度読みたい 教科書の泣ける名作 再び』もあります。そちらも参考にどうぞ。

もう一度読みたい 教科書の泣ける名作 再び 【続編】『もう一度読みたい 教科書の泣ける名作 再び』前作同様の価値【書評】

このページでわかること
  1. 『もう一度読みたい 教科書の泣ける名作』の特長

懐かしい作品や初めて出会う作品をじっくりと読んで、いろいろな発見を楽しんでいただければ幸いです。

(『もう一度読みたい 教科書の泣ける名作』4ページ より)

『もう一度読みたい 教科書の泣ける名作』の3つの特長

本書の3つの特長です。

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<1>学校の教科書に掲載された作品集

まず本書はタイトルにある通り、『学校の教科書に掲載されたことのある作品集』です。

本書は、小学・中学の国語の教科書に掲載された作品から、懐かしい珠玉の名作を集めました。

作品の選考にあたっては、さまざまな世代の方に、アンケートを行い、タイトルが多く挙がったものを中心に、現在*も教科書で取り上げている有名な物語から、隠れた名作まで、16ぺんの物語を収録しています。

(『もう一度読みたい 教科書の泣ける名作』4ページ より)

*現在というのはあくまで本書の第1刷が発行された2013年あたりのことだと思われます

よって少なくとも「厳選された名作を見たい!」といった方にとって、本書はピッタリの一冊です。

教科書の作り手が検討に検討を重ね、学習に適したおもしろい作品を選び抜いた結果が、「教科書の物語」です。

名作ぞろいなのも当然といえましょう。

(『もう一度読みたい 教科書の泣ける名作』4ページ より)

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<2>「授業でどう扱われたか?」も掲載

さらに本書は単なる作品の紹介に留まらず、『「実際に学校の授業でどう扱われたか?」も掲載』されています。

各作品のあとには、作者、採録された教科書の学年、当時の学習内容なども紹介しています。

(『もう一度読みたい 教科書の泣ける名作』4ページ より)

作品への理解を深めたり、考察の種などに使えるということです。

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<3>旧字体などは現代の形に修正

また本書で紹介されている作品は、『旧字体などが現代の形に修正』されています。

※原文の旧字体・旧かなづかい・送りがなは、現代のものに改めました。

(『もう一度読みたい 教科書の泣ける名作』222ページ より)

各作品の世界観などは崩さないよう考慮しながらも、現代人が目にしやすいようにも考慮されていました。

よって本書は世代を問わずに楽しめるだけでなく、学びもある一冊となっています。

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『もう一度読みたい 教科書の泣ける名作』まとめ

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