パンぞう
トモヤ
結論からお話しすると工業高校が就職に有利な理由は以下の2つです。
- 仕事に役立つスキルが身に付く
- 企業から直接求人がくる
上記の理由について工業高校出身の僕がくわしくお話しさせて頂きますね(`・ω・´)ゞ
- 工業高校が就職に有利な2つの理由
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工業高校が就職に有利な2つの理由
冒頭でお話しした通り工業高校が就職に有利な理由は以下の2つ。
- 仕事に役立つスキルが身に付く
- 企業から直接求人がくる
順にくわしくお話しさせて頂きます。
<1>仕事に役立つスキルが身に付く
工業高校では仕事ですぐに使えるスキルを身に付けられます。
実習や資格取得、専門科目の授業が受けられるからです。
まず実習というのは体験学習のことです。
機械科出身の僕であれば、溶接や設計が実習になります。
溶接ができるようになれば、溶接工という仕事ができます。
とはいえ、これは溶接に限らずすべての実習にいえます。
つまり実習を経験すると就職しやすくなるんですね。
実習は3年間座って勉強をする普通科高校にはない授業です。
また、資格取得に関しては工業高校生ではなくても取れますが…。
溶接技能講習や電気工事士といった工業高校生ならではの資格も数多いです。
【工業高校の資格】機械科出身の自分が取得をおすすめしたい資格一覧
専門科目については所属する学科によって様々。
【工業高校の学科のおすすめ】失敗しない選び方を卒業生の僕が徹底解説
例えば、僕が卒業した機械科だと機械加工や機械設計といった専門科目がありました。
いずれにしても仕事で役立つ内容を学べます。
以上のように工業高校が就職に有利なのは、学校側が生徒を全面的にサポートしていることが理由の一つなんですね。
<2>企業から求人が直接くる
工業高校では企業から高校へ直接求人がきます。
生徒は就職活動する必要すらありません。
就職に有利なのは間違いないですよね。
また、これは僕がエンジニア会社の人事の方から聞いた話ですが…。
企業側は仕事の基礎を理解した若い人材が欲しいとのこと。
まさに工業高校生のことですよね。
とはいえ、工業高校では学校生活3年間の成績が良い生徒から順に好きな企業を選べます。
【工業高校から就職まとめ】工業高校出身でエンジニアの僕がお伝えしてきたこと
より就職に有利な立場になりたいのであれば…。
学校の成績を上げる必要があるのはいうまでもないですよね。
工業高校は就職に有利という理由だけで就職するのはアリ?
パンぞう
トモヤ
『とりあえず就職』も悪くはない
これはあくまで僕個人の意見ですが…。
『就職に有利だから』という理由だけで就職するのは悪くない選択です。
高校生の段階でやりたいことが明確な生徒の方が少数派だからです。
働いてみないとわからないことが多いから
もちろんやりたいことを目指すのは大切です。
しかし、仕事が向いているのかどうかも同じくらい大切だと僕は思います。
ぶっちゃけると僕は現在もやりたいことがありません。笑
それでも向いているからという理由でエンジニアになりました。
なのでやりがいは感じています。
つまりやりたいことがないけどとりあえず働いてみるというのは決して悪くない選択です。
そもそも働いてみないと向き不向きってわからなかったりしますからね…。
また、大学へはいつでも行けますが、高卒で就職するチャンスは人生で一度だけ。
工業高校に入って有名企業を目指してみるのも一つの手段だと思いますよ。
【高卒で就職するメリット&デメリット】社会人の僕が現実を伝えたい
今一度考えて下さいませ。
工業高校は就職に有利のまとめ
いかがだったでしょう。
工業高校は就職に有利です。
とはいえ、就職してからのことを考える方がよほど大切です。
自分が働いている姿を想像して、今一度進路選択について考えてみて下さいね。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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