とある人
トモヤ
ゲーム理論の本でおすすめできる良書を厳選しました。
本選びの参考にしていただければと思います。
- 【目的別に厳選】ゲーム理論のおすすめ本ランキング
▼YouTubeチャンネル▼
タッチ⇒移動する目次
ゲーム理論の本おすすめランキング【面白い入門書編ベスト4】
まずは入門本です。
<1>マンガでやさしくわかるゲーム理論
- マンガから内容がつかめる
- ゲーム理論がゼロからわかる
マンガを通じてゲーム理論が理解できる本です。
「ゲーム理論を現実の問題にどう役立てられるのか?」のイメージがふくらむマンガとなっています。
文章による説明もあるのでマンガばかりの本ではないものの、マンガだけを見てもおおよその内容はつかめるはずです。
自分が読んだゲーム理論関連の本のなかでは、最もやさしく、わかりやすい一冊だったと感じています。
ゼロからゲーム理論を独学するときには、特にピッタリの本です。
<2>ゲーム理論の思考法
- ゲーム理論がゼロからわかる
- 身近な事例が満載
こちらも入門からでも読みやすい本でした。
「現実の問題にゲーム理論をどう活かせるか?」の事例が多く紹介してあり、アイデアが面白い本でした。個人的にも「あー、なるほどね~」と思うことが多かったです。
漫画にちょっと抵抗がある方は、さきほどご紹介した本よりもこちらが良いかと思います。ちなみにこの本の著者はさきほどの本と同じ方です。
<3>世界の一流企業は「ゲーム理論」で決めている
- 『囚人のジレンマ』を企業戦略や個人の意思決定などに活かすヒントがわかる
タイトルがやや煽り気味の本です。笑
とはいえ、ゲーム理論(特に『囚人のジレンマ』)を企業戦略や個人の意思決定などに活かすヒントが散りばめられています。実例多めです。
もちろん「ゲーム理論を使えば仕事で成功できる!」なんてことはあり得ませんが、参考にはなります。
ゲーム理論『囚人のジレンマ』をわかりやすく【ゼロからわかる】
<4>図解で学ぶゲーム理論入門
- 図解やイラストから内容がつかめる
図解やイラストから理解したい方はこちらの本もおすすめです。
ゲーム理論の本おすすめランキング【教科書編ベスト3】
続いてはゲーム理論の教科書におすすめの本です。
<1>ゲーム理論
- 学術書で有名な『有斐閣(ゆうひかく)』から出版
- 参考文献も充実
学術書でおなじみの『有斐閣(ゆうひかく)』から出版された一冊です。
ゲーム理論の基本から応用を幅広く取り上げています。教科書にピッタリな内容です。
巻末の参考文献も充実しているので、知りたいことの起点になる本として手元に置いておくのもアリかと思います。
(自分は基本的にそうしています)
<2>ゲームの理論と経済行動
- ゲーム理論の提唱者たちが著者
ゲーム理論を提唱した数学者:ジョン・フォン・ノイマンと、経済学者:オスカー・モルゲンシュテルンが著者の翻訳文庫本です。
全3巻を通じて、提唱者たちの理論や考えが網羅的に書き記されています。2巻、3巻になるにつれて数式が増えていく印象を持ちました。
ところどころ翻訳で怪しいところがあるのが気になりましたが、位置づけとしては教科書にふさわしい内容です。
<3>戦略的思考とは何か エール大学式「ゲーム理論」の発想法
- イェール大学のテキストとして使われていた
その昔、名門:イェール大学のテキストで使われていた一冊です(今も使われているかは不明…)。
大学で使われている本にしてはくだけた表現が多く、面白い内容でした。講義を聞いている気分になれなくもありません。
たとえが古いところと、そのたとえが外国寄りなところが多いのが気にならなければ、おすすめ度は高いです。
ちなみにゲーム理論の活用法をテーマにした本もあるようです(以下の本については未読です)。
ゲーム理論の本おすすめランキング【数学的要素が強いベスト1】
最後は他書に比べて数学的な要素が強めの本になります。
<1>一歩ずつ学ぶ ゲーム理論 -数理で導く戦略的意思決定-
- より数学的な側面からゲーム理論が理解できる
計算機科学などの数学的な側面に、より焦点を当てた本です。
数式を通して理論的にゲーム理論が理解できます。
かなり噛み砕いて解説がされていたのが印象的でした。
想像よりも数倍わかりやすかったので、「数学が大の苦手…」みたいな方でなければ読めると思います。理解できればモデル構築に役立つはず。
【ゲーム理論の本おすすめランキング】面白い8冊まとめ
以上になります。
本選びの参考にしていただければ、幸いでございます。
関連ページ
▼YouTubeチャンネル▼