パン蔵
『ビットコインは仮想通貨の1つ』です。
僕たちが普段使っているお金には「円」や「ドル」があるように、仮想通貨にも「ビットコイン」や「リップル」など様々な種類があります。
しかし、仮想通貨は全部で2000種類以上です。
ナマケモノ君
パン蔵
仮想通貨の種類はたくさんありますが、すべてを覚える必要はありません。
なぜなら、仮想通貨の中にはまったく使い物にならないものがほとんどだからです。
そこで、今回は覚えておきたい代表的な仮想通貨についてお話しできればと思います。
トモヤ
【このブログを読んで分かること】
・仮想通貨とビットコインの違い
・代表的な5つの仮想通貨
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仮想通貨の王様『ビットコイン』
2000種類以上ある仮想通貨の中で一番有名なのが『ビットコイン』です。
普段僕たちが使っているお金は日本銀行が発行・管理をしていますが、『ビットコイン』は管理者がいません。
そのため、『ビットコイン』はお金のように発行量が調整されて価値を操作される心配がありません。
トモヤ
また、『ビットコイン』は仮想通貨の中で最も古くからあり、世界で最も取引量が多いことが特徴です。
そのため、『ビットコイン』は『仮想通貨の王様』ともいわれています。
スピードが武器『リップル』
『リップル』は送金のスピードが特徴の仮想通貨です。
リップルは『早く、低コストで国際送金できる仮想通貨』として送金スピードを武器に人気を集めています。
ちなみに先ほどお話しした『ビットコイン』は送金するのに最低10分かかりますが、『リップル』はたったの4秒で送金が可能です。
ナマケモノ君
たしかに『リップル』は『ビットコイン』よりも「送金スピード」においてはメリットがありますが、デメリットもあります。
実は『リップル』は『ビットコイン』のように買い物で使うことはできません。
トモヤ
パン蔵
また、送金スピードが早い『リップル』は送金で利用されることが多い金融機関から高い注目を集めています。
その証拠に2018年には「三菱UFJ銀行」や「SBIホールディングス」が『リップル』を利用して送金サービスを始めることを明らかにしており、今後も目が離せない仮想通貨です。
アプリ開発で利用『イーサリアム』
『イーサリアム』はアプリケーションの開発を目的に作られた仮想通貨です。
『ビットコイン』は「誰が誰に送金したという情報だけしか残せない」ですが、『イーサリアム』は「細かい契約情報を残すことが可能」です。
ちなみにですが、『イーサリアム』が持つ契約情報を残せる機能のことを「スマートコントラクト」といいます。
【スマートコントラクト】
送金のときに送金以外の契約情報も一緒に記録できること。
「スマートコントラクト」は世の中を変える画期的な技術です。
その証拠に近年は150社以上の企業が「イーサリアム企業連合」を設立し、「スマートコントラクト」の技術を活用する動きが進むなど注目度は高まる一方です。
トモヤ
ビットコインの兄弟『ビットコインキャッシュ』
『ビットコインキャッシュ』は『ビットコイン』の弱点を解決した仮想通貨です。
仮想通貨の中で最も有名なのは『ビットコイン』ですが、その開発者たちはここまで多くの方に『ビットコイン』が取引されるようになることを想定していませんでした。
そのため、『ビットコイン』のデータ容量は小容量の1MBです。
しかし、仮想通貨を利用する方が増えると、それにともない取引量も増えます。
その結果、取引に時間がかかるようになってしまいました。
ナマケモノ君
そこで、『ビットコイン』から分裂(ハードフォーク)をして『容量の大きさ』を解消するために生まれた仮想通貨が『ビットコインキャッシュ』です。
『ビットコイン』が1MBと小容量だったのに対し、『ビットコインキャッシュ』は6MBと容量が大きくなりました。
容量が大きくなることで取引が混み合うことがなくなり、スムーズに決済ができるようになりました。
まさに『ビットコインキャッシュ』は『ビットコイン』の弱点を解消した仮想通貨となったんですね。
パン蔵
また、『ビットコインキャッシュ』は本家『ビットコイン』と構造はほとんど変わりません。
そのため、『ビットコインキャッシュ』が第2の『ビットコイン』になる可能性もあるかもしれないことから、とても将来が期待されている仮想通貨です。
トモヤ
日本人が開発に関わる『ネム』
『ネム』は買い物からアプリ開発まで幅広く行える万能型の仮想通貨です。
『ネム』の一番の特徴は『作業量の多さ』。
『ビットコイン』は1秒間に7つの承認作業しかできませんが、『ネム』は1秒間で3000もの承認作業が可能です。
作業量の多さはスムーズな取引を可能にします。
つまり、今後『ネム』を取引する人がどれだけ増えても問題なく対応できることを意味するんです。
また、日本では『ネムバー』という『ネム』をテーマにしたバーがオープンするなど、日本でも知名度が高い仮想通貨です。
『ネムバー』は仮想通貨をテーマにしたメニューが満載のお店です。
興味がある方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
トモヤ
また、『ネム』は開発陣営の中に日本人がいることも特徴的です。
ネムバーの件を含めて、『ネム』は日本に関わりが深い仮想通貨といえるかもしれませんね。
しかし、『ネム』は日本になじみのある仮想通貨のはずですが、人気はイマひとつです。
その理由には取引所の『ネム』がハッカーによって約580億円盗まれた「コインチェック事件」が原因の一つかもしれません。
正直「コインチェック事件」は取引所がハッキングされただけで『ネム』に非はないです。
しかし、事件によって世間の信用を落としてしまった感があるのが現実。
信頼回復にはまだまだ時間がかかるかもしれませんね。
トモヤ
【Q&A】仮想通貨に対してよくある3つの疑問
最後に、仮想通貨に対してよくある質問についてのお話しです。
パン蔵
①仮想通貨の見た目は?
ナマケモノ君
仮想通貨はその名の通り実体がないお金です。
冒頭で仮想通貨は2000種類以上あることをお話ししましたが、そのすべてが目に見えません。
つまり、仮想通貨は触ることも見ることもできません。
しかし、存在していないわけではなくデータ上は実体があるお金になります。
②「Suica」などの電子マネーとは違うの?
トモヤ
パン蔵
ナマケモノ君
仮想通貨は「Suica」や「PASMO」といった電子マネーと似ていますが、実際はまったく違います。
スマホなどを使ってピッと使える点は似ていますが、仮想通貨と電子マネーは「実体がないお金」という以外は違うものなんです。
③仮想通貨で買い物できるの?
ナマケモノ君
パン蔵
仮想通貨を支払いの方法として使える場面はまだまだ少ないですが、使えるお店などは確実に増えてきています。
特に仮想通貨の中で最も有名な『ビットコイン』はお金として使える場所が増えてきました。
例えば、日本では『ビットコイン』が「ビックカメラ」の一部や「楽天」で支払い方法として使えます。
現在も『ビットコイン』を支払いの方法として使えるように計画している会社は増えてきています。
例えば、アメリカでは「スターバックス」の全店舗で『ビットコイン』での支払いが可能になりました。
トモヤ
仮想通貨とビットコインの違いまとめ
【仮想通貨とビットコインの違い】
・『ビットコイン』は仮想通貨の一つ
いかがだったでしょう。
今回は『仮想通貨とビットコインの違い』について書かせて頂きましたが、実は僕も数か月前までは仮想通貨とビットコインの違いがわかりませんでした。笑
今回のブログは数か月前の僕と同じ境遇の方に向けて書いたつもりです。
僕自身まだまだ仮想通貨については知らないことばかりですが、今後も仮想通貨の疑問を解消できるような記事を書ければと思っています。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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